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ブックマーク / univ-journal.jp (4)

  • 自閉症原因は胎児期の造血系細胞の異常、神戸大学が解明

    神戸大学大学院の内匠透教授らの国際共同研究グループは、特発性自閉症の原因が胎児の時の造血系細胞のエピジェネティック(注)な異常であり、その結果が脳や腸に見られる免疫異常であることを明らかにした。 自閉症発症における免疫障害の重要な発達段階と免疫系の広範な関与を考慮し、研究チームは共通の病因が広範な免疫調節不全の根底にあり、異なるタイプの前駆細胞にあると仮定した。免疫細胞のもとになる血球系細胞に注目、さらに、胎児の時の造血に関わる卵黄嚢(YS)と大動脈-生殖腺-中腎(AGM)に焦点をあてて解析を行った。 研究グループは、自閉症モデル動物のBTBRマウスを用いてAGM血球系細胞を解析し、免疫異常の病因としてHDAC1(ヒストン脱アセチル化酵素1)を同定した。また、YS血球系細胞の解析により、ミクログリア(中枢神経系グリア細胞の一つで中枢の免疫を担当)発達異常の病因として同じくHDAC1を同定し

    自閉症原因は胎児期の造血系細胞の異常、神戸大学が解明
  • 新型コロナウイルスだけに反応する抗体の作製に成功 迅速診断法の開発に光か

    横浜市立大学などの研究グループは、新型コロナウイルス抗原を特異的に検出できるモノクローナル抗体を開発することに成功した。2020年4月20日に発表された。 研究では、この課題に挑むため、まず新型コロナウイルスを構成するヌクレオカプシドタンパク質(NP)を、同学の梁明秀教授が保有するコムギ胚芽無細胞法を応用した合成法で調製した。次に、これを免疫原としてマウスに接種することで、NPに対するモノクローナル抗体を産生する「ハイブリドーマ」を144株樹立することに成功した。 このうち、新型コロナウイルス抗原のみを特異的に認識する抗体を産生するハイブリドーマが20株スクリーニングされたという。これらの抗体が認識する新型コロナウイルスの部位は、近縁のSARSコロナウイルスや一般の風邪症状を引き起こすヒトコロナウイルスとは類似性が低いため、抗体は他のヒトコロナウイルスとは全く反応せず、新型コロナウイル

    新型コロナウイルスだけに反応する抗体の作製に成功 迅速診断法の開発に光か
    Changeoneself_Lifehack
    Changeoneself_Lifehack 2020/04/25
    ますはワクチンよりも抗体検査キットの開発が急務だからこれは朗報。 抗体が無い人だけが気を付ければよくなるし、不安を払拭するためのツールにもなる。
  • 浅い眠り「レム睡眠」中に記憶が消去 名古屋大学が仕組みを解明

    脳のメラニン凝集ホルモン産生神経(MCH神経)がレム睡眠中に記憶を消去していることを、名古屋大学の研究グループが明らかにした。 そこで、MCH神経の活動が睡眠と覚醒状態に伴ってどのように変化するのかを調べたところ、①覚醒時に活動するMCH神経、②レム睡眠時に活動するMCH神経、③覚醒時とレム睡眠時の両方で活動するMCH神経の3種類が存在することがわかった。さらに、MCH神経活動を活性化もしくは抑制した上でマウスの記憶力を評価する実験を、新奇物体認識試験と文脈的恐怖条件付け試験のそれぞれで行ったところ、どちらの試験でも、MCH神経活動を活性化すると記憶の消去が進むことが判明した。逆に、抑制すると記憶の定着が向上したが、この結果はレム睡眠中にMCH神経活動を抑制した場合のみみられた。つまり、レム睡眠中に活動するMCH神経が、海馬の神経活動を抑制し、記憶を消去している可能性が示唆された。 私たち

    浅い眠り「レム睡眠」中に記憶が消去 名古屋大学が仕組みを解明
    Changeoneself_Lifehack
    Changeoneself_Lifehack 2019/09/29
    目覚めた後に夢を忘れてしまうのは、目覚める直前が浅い眠り(レム睡眠)でMCH神経が活性化している為。 MCH神経は、記憶の消去、睡眠覚醒の調整、食欲増進などを司る。
  • 40年で半分、夏の北極海で海氷が激減した要因を北海道大学らが解明

    地球温暖化のもと、北極海の夏の海氷面積はこの40年で半減した。国立極地研究所の柏瀬陽彦研究員、北海道大学低温科学研究所の大島慶一郎教授は、この海氷面積の減少が「海氷-海洋アルベドフィードバック」と呼ばれる効果が要因の一つであることを明らかにした。 かつて、北極海は一年中海氷に覆われる多年氷域だったが、今は夏に海氷がなくなる季節海氷域へとシフトしつつある。2012年9月には人工衛星による観測から、海氷面積が過去最小になったことが判明。2050年ごろには夏の海氷はほとんど消失するという予測もある。 海氷激減の要因はいくつか指摘されているが、今回、衛星観測による海氷データ等の解析から、海氷-海洋アルベドフィードバックが重要な要因であることが明らかになった。日射に対する反射率(アルベド)が、黒い開水面では白い海氷表面より小さい。海氷域で水開き(開水面:周囲が氷で覆われている、水面が見えている部分)

    40年で半分、夏の北極海で海氷が激減した要因を北海道大学らが解明
    Changeoneself_Lifehack
    Changeoneself_Lifehack 2017/09/11
    IPCCが唱えてる地球温暖化説が覆りそう。
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