ISSUE 山道往復48kmの千日修行で見えた、歩く意味|1300年で2人目満行の塩沼亮潤さんに聞く①奈良・吉野の往復48kmの険しい山道を、1000日間歩く修験道の荒行「大峯千日回峰行」。修験の歴史1300年で史上2人目の満行者(修行を成し遂げた者)が、仙台・慈眼寺の塩沼亮潤さん(大阿闍梨)です。世界で一番厳しいとも言われる修行に挑戦した理由や、一般の人でも山を歩くことで得られる心の変化について、じっくりお聞きしました。 YAMAP代表 春山慶彦(以下、春山) 僕自身も「歩く」旅が好きで、塩沼さんが千日回峰行のルートでもある大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)や熊野古道を歩いたことがあります。実際に大峯奥駈道の一部を歩いてみて、これを1000日間歩き通すというのは、凄まじい「行」だなと思いました。なぜ、やってみようと思われたのですか? 塩沼亮潤・大阿闍梨(以下、塩沼) 私はまず「憧れ」から
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