概要 OpenSound Control、略して OSC は、アプリケーション間の通信プロトコルで、主に音楽関連のデータをやり取りすることを目的に設計されている。 OSC のドキュメントによればその主な特徴は以下の通り。 制約がなく、動的な、URL 形式の名前付け 数値やシンボルの伝達 一つのメッセージを複数のターゲットに送信するためのパターンマッチング言語 高解像度な時刻タグ メッセージを同時に伝えるためのバンドル機構 サーバーの機能とその説明をいつでも聞き出せるクエリ機構 その設計上、音関連には限らず幅広い用途に転用できるため、現在では非常に多くのアプリケーションが OSC をサポートしている。 自分でプログラムを書くにしても、ソケット通信をイチから書くのはとても手間だしアプリケーション間で整合させるのも面倒だが、 OSC を使うとそのあたりの手間が激減するので大変重宝する。 メディア