[ワシントン 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、「人民のFRB]を確立したがっている。パウエル氏は平易に政策を説明すると表明し、FRBがすべての解決策を持ち合わせているわけではないとも認めている。 FRBを分かりやすい存在にしていくことは、その信頼性を高めて景気悪化への備えになるはずだ。 パウエル氏は先週行った就任後2回目の会見で、米経済を「非常に順調に」推移していると至極単純に描写。雇用情勢については「職探しをしている人のほとんどが仕事を見つけつつある」と語った。前任のジャネット・イエレン氏が議長として2回目となった2014年の会見で、「未活用労働(underutilization)」なる専門用語に言及したのとは対照的だ。またパウエル氏は、これまで年4回だった会見を来年から毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)後に行う。 一方で