2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件に着想を得た小説『彼女は頭が悪いから』。 著者である作家の姫野カオルコさんを招いたトークショーが12月12日、東京大学駒場キャンパスで開かれた。 他の登壇者は、林香里さん(東京大学大学院情報学環教授)、瀬地山角さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)、島田真さん(文藝春秋編集者)、大澤洋子さん(ちゃぶ台返しアクション)、司会はエッセイストの小島慶子さん。現役東大生ほか多くの参加者が「東大」というブランドについて語った。 午後7時のスタートを前に、東大の学生たちだけでなく、他大学の学生や一般の参加者で講堂はほぼ満席、立ち見の状態になった。 「これからゼミで参加できないので資料だけでも」と受付に並ぶ女子学生の姿も。東大生による事件をモチーフにした小説についての討論を東大で開催する、という試みに注目度は高かった。『彼女は〜』は読み方によっては「東大生
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