Figma(フィグマ)が主催する世界最大級のデザインカンファレンス「Config(コンフィグ)2024」が本拠地・米国のサンフランシスコで6月26〜27日に開催された。その翌週、Figma経営陣はシンガポールへと飛び、7月2日に「Config APAC 2024」を開催。アジアで初開催となったこのConfigには約1,000人以上が参加し、新機能の発表を歓声をもって迎えた。 シンガポールの「Config APAC 2024」を現地取材した筆者が、最新の機能アップデートとAI活用を中心にお伝えする。 マリーナベイサンズ・コンベンションセンター内のConfig APACの会場 アジアには72ものFigmaコミュニティがあり、2万人以上の会員がいます。そんなアジアで初のConfigをシンガポールで開催できたことは最高の気分。アジアには、人類、世界にインパクトを与えるデザイナーが生まれてきた歴史が
Google Search Console(以降、Search Console:サーチコンソール)は便利なツールではあるものの、なかなかそのデータを活用しきれていない、活用したいがデータの加工などがやりにくいという悩みをよく聞く。SEOの分析、モニタリングツールの「Amethyst(アメジスト)」を提供するJADEの郡山 亮 氏が「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」に登壇。 無料ツール「Looker Studio(ルッカースタジオ)」を使ってSearch Consoleのデータを徹底活用し、現場で使われる、定点モニタリングしやすいダッシュボードをつくる方法を紹介した。 Search Consoleの扱いづらさをカバーするLooker StudioSearch Consoleはさまざまなことができるツールだが、今回は検索パフォーマンスの検索結果レポートに絞って紹介した。Se
世の中にはブログ、ニュースサイト、ECサイト、サービスサイトなど、さまざまなタイプのWebサイトがある。ECサイトであれば、膨大な商品があり、商品1つにも色違い、サイズ違いなどがある。また、ニュースサイトなら、1日に何百記事も新規公開されている。1冊目の書籍には、こうしたWebサイトのタイプの違いによるSEOについては詳しく踏み込んでいない。そこで参考になるのが次の本だ。 2冊目:『いちばんやさしいスマートフォンSEOの教本 人気講師が教える検索に強いスマホサイトの作り方』(江沢真紀、コガン・ポリーナ、井上達也:著 インプレス:刊)本書では、実際のWebサイト制作において、サイトのタイプ別に配慮すべきポイントを画面を示しながら詳しく説明している。スマートフォンを前提として書かれている点もありがたい。「実務的な面での基本になる書籍だ」と伊東さんはオススメの理由を説明してくれた。 検索エンジン
新規ウェブサイトのSEO戦略を構築するのに必要な10のステップ#6~#10ステップ6戦略的なコンテンツカレンダーを作成する(そしてコンテンツを継続的に投入する)戦略的なコンテンツカレンダーは、一貫性を持って意図的に利用すれば、必然的に顧客を引き付け、キーワードに対して上位に表示されるようにするのに役立つ。そうしたコンテンツ計画の方法を紹介しよう: キーワードマップのセクションに優先順位をつける: キーワードマップが100ページ以上に及ぶこともあるかもしれない。これはむしろ良いことだ。なぜなら、オーガニック検索トラフィックを蓄積できる余地が十分にあることを意味するからだ(HubSpotのように月間トラフィックが数百万に上るウェブサイトでさえ、最初はゼロだったことを忘れてはいけない)。 まずは、製品やサービスのページなど、ウェブサイトに今すぐ必要なページを優先すべきだろう。こういったページはコ
そして、デイリーポータルZはPV向上を第一の目的にしていないという。1日に公開する記事3本のうち、1本は読む前からおもしろいことがわかるバズ狙いの記事。あとの2本は読んでみればおもしろいリピーター向けの記事だ。 PVにこだわらない理由は、収益構造にある。デイリーポータルZはB2Bの記事広告が収益の6割を占めるため、PV数で稼ぐ必要がなく、独自性を打ち出すことの方を重視しているのだという。そして、PVがライターの原稿料に影響することもない。「モチベーションを下げないよう、PVを気にせず書きたいものを書いてもらっている」と林氏は語った。 20万UU以上の記事からバズる記事の共通点を探しだす本セミナーで林氏は、2010年以降の記事のうち、20万UU以上のアクセスがあった記事をピックアップし、その傾向を分析した。すると、特にここ最近の流行り傾向を踏まえて、次のキーワードがうかびあがった。 高カロリ
個性的なライター陣によるちょっと変わったコンテンツが毎日更新されるデイリーポータルZ(DPZ)。17年の歴史をもち、数年前からは、オンラインコンテンツだけでなく「顔が大きくなる箱」「地味ハロウィン」などリアルなイベントにも活動の場を広げている。 今日のゲストは、一人でこのメディアを立ち上げたイッツ・コミュニケーションズ株式会社 メディア事業部 林雄司氏。最近は、ちらほらとオウンドメディア運営終了のお知らせを聞くことがあるが、なぜ「黒字化したことがない」デイリーポータルZが、組織、会社が変わっても続いていくのだろうか。林氏のキャリアと会社の中でやりたいことをやり続けるための仕事観について迫った。 Webが一般に普及してすでに20年以上が経つが、未だにWeb業界のキャリアモデル、組織的な人材育成方式は確立していない。組織の枠を越えてロールモデルを発見し、人材育成の方式を学べたら、という思いから
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