17日午前10時35分ごろ、山梨県笛吹市一宮町の中央道西宮線で、同県甲斐市に住む男性(82)の軽乗用車が上り線を逆走し、避けようとした長野県伊那市の男性(34)の乗用車が中央分離帯のガードレールに衝突。小学生2人を含む男性の家族4人が軽傷を負った。逆走した男性にけがはなかった。 山梨県警高速隊によると、長野県の男性は対向してくる車に気づき、衝突を避けようと急ハンドルを切ったらしい。逆走した男性は、現場から3キロほど離れた釈迦堂パーキングエリアから上り線に入ったとみられる。追い越し車線を時速30キロ〜40キロで逆走し、「対向車がたくさん来て危ないな、とは感じていた」と話しているという。