高速道路の交通事故では、故障・事故などで停車した車や路上に降り立った人に、後続車が衝突するという事故がいまだ後を絶ちません。「まさか自分の車が故障や事故なんて・・・」「停車している車や人が路上にいるなんて・・・」というドライバーの油断や慢心などが重大事故を引き起こす要因になっています。そこで、高速道路での事故防止のために心がけたい3つのポイントを紹介します。 1高速道路ではどんな事故が多いの? 高速道路は歩行者や自転車が進入できない自動車専用道路のため一般道路よりも安全、と考えているドライバーもいるようです。しかし、高速で走行する自動車がひとたび事故を起こした場合、重大事故となる危険をはらんでいます。 高速道路で発生しやすい事故には、次のようなものがあります。 (1)簡易分離の区間における反対車線はみ出し ポストコーンなどの簡易なもので仕切られた片側1車線道路において、走行中の車が何らかの