よくとおる(?!)研究費申請の出し方、についてはトロントの伊倉先生がご自分のBlogに書いておられる。私は自分の申請(論文も含めて)を通すことさえ四苦八苦しているのだがその一方で審査する立場になる機会も増えてきた。 学振特別研究員の審査をする機会があったのでその経験を記しておく。最近審査方法が変更されたが公平性の確保という点で改善といえるだろう。特に各申請ごとに6名の審査者が書類選考を行うので偶然合格する、もしくは審査員の無理解で不当にも落とされるという審査のぶれは最低限に抑えられるだろう(以前は3名だった)。 書類審査にあたる審査員は1500人もいる。応募数を1.25万件として1件あたり6人が審査、一人あたり50件読むとすると (12,500 x 6) / 50 = 1,500となる数だ。よくもまあこれだけの数の審査員を確保できたものである。 書類審査ののちに専門委員*1による審査会で採
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