1.教員の勤務時間の適正化 教員勤務実態調査暫定集計によれば、7月、9月、10月、11月の通常期における1日あたりの平均残業時間は、小学校の教諭で1時間47分(7月)、1時間34分(9月)、1時間42分(10月)、1時間40分(11月)、中学校の教諭で2時間26分(7月)、2時間10分(9月)、2時間7分(10月)、2時間8分(11月)となっており、恒常的な時間外勤務の実態が明らかになっている。また、同集計によれば、7月、9月、10月、11月の通常期における1日あたりの休憩・休息時間は、小学校の教諭で9分(7月)、9分(9月)、6分(10月)、6分(11月)、中学校の教諭で10分(7月)、11分(9月)、7分(10月)、7分(11月)となっており、事前に割り振られているはずの休憩・休息時間が、子どもたちへの指導等があるため、結果として十分に取れていない現状がある。 このように、通常期におい