ウォームアップでは各部位の動作を1つひとつ確認するとともに、複数の動きを連動させるエクササイズを行なっている。このようなハイブリッドな動きを毎日繰り返すことで自然な機能性を高める。 ドイツ代表でよく見かけるエクササイズメニュー。 ドイツ代表でよく見かけるのは、前に一歩踏み出して片方の足をひざまずき、反対側の手を地面について、胸を外側に開きながらひざまずいた方の手を上にあげるというエクササイズがある。 「あれは股関節を広げるモビリティと、体幹部のスタビリティと、胸部のモビリティに取り組むための、ハイブリッドなメニューです。今やドイツ代表ではウォーミングアップのルーティンのひとつですが、初めてやる人にとってはエクササイズになります」 選手が正座をして、棒の上に上半身を乗せて両腕を拝むように滑らせるメニューも定番だ。 「広背筋と背中のストレッチですね。サッカー選手は上半身はあまり関係ないと思われ
![ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df4291646d559cff053caf29950c2e1f66b8c5bc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F1%2F-%2Fimg_c1b218d72b4509d0fc4635cc6618e65d226095.jpg)