ユーロ2012準決勝が29日に行われ、イタリアが2-1でドイツを下し、3大会ぶりとなる決勝進出を決めた。 今大会5試合すべてにフル出場しているアンドレア・ピルロは、「我々はまだ何も勝ち取っていない。ローマに行き、ローマ法王を見ないのと同じようなもの。スペインとは素晴らしい試合ができると確信している」とコメント。 また、好セーブを連発し、チームを勝利に導いたジャンルイジ・ブッフォンは、「我々はこれ以上なく、素晴らしいパフォーマンスを見せたが、軽率なミスで苦しんでしまった」と、終盤の失点に憤慨し、勝利に対する笑顔は全くなし。 さらに、「もし、ドイツに追いつかれ、延長戦に突入していたら、ドイツが10-2で勝っていただろう」と続け、「多くの若手の中のベテランの一人として、問題を指摘しなければならない」とチームを引き締めている。 [写真]=ムツ カワモリ 【関連記事】 2得点のバロテッリは