ハルヒの話には一応けりがついたかなと思います。そんなこんなで、話は飛びます。 今回のハルヒの話では、「リアルなハルヒ」はこの現実世界にはおらず、かといって小説やアニメの元の世界にもおらず、別の物語や思考の中に存在するということになりました。で、その別の(よりリアルな)物語にハルヒを持ってくるときには、本文のつじつまの合わないところを補完したり、削ったりするということでした。そして、その補完されたハルヒは「リアル」なのです。 という前置きをしておいて本当に話はケータイ小説に飛ぶのですが、ケータイ小説を「リアル」だと感じる人というのは、「リアルなハルヒ」を作るのと同じようなことを無意識のうちにしているんじゃないかなと思ったんです。 私は「あおぞら」しか読んでいないのですが(これもケータイ小説の一種ですよね?)、「あおぞら」の一連のエピソードが全て一人の女の子の身に起きる可能性はほとんどないです