インサイター insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like
「恋愛」と「普通」のあいだ 久保ミツロウ『モテキ』2 好きにしなさいアンタの人生なんだから 幸世が嫌々生きてるのなんてのが一番見たくないわ 『モテキ』久保ミツロウ 前回の続き。今回は「藤本はなぜ恋愛にこれほどまでに拘るのか」という事について考えてみます。 ところで、藤本は30歳で派遣社員という世間的にはけっこう「ヤバい境遇」です。しかも連載中にぎっくり腰になったおかげでその仕事すら辞めて田舎に引っ越してしまいます。ぎっくり腰になって数か月~半年東京にいる貯金すらない、結構ギリギリな生活をしているわけです。ところが、藤本はそういった自分の社会的な境遇について何か積極的なアクションを起こすわけではありません。正社員になろうとしたり、仕事を探したりするわけでもなく、ひたすら流されていって親には特に考えていたとも思えない「俺、田舎で仕事探すから」発言をしたりする一方で自らの「非モテ性」に拘り
モテキ (1) (イブニングKC) 作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 33人 クリック: 1,075回この商品を含むブログ (473件) を見る1巻いよいよ出たねー。ちょうどこの収録分までは雑誌連載をリアルタイムで追っていたので、2巻が待ち遠しい、という身も蓋もない感想が真っ先に来た。失敬。 29歳派遣社員、彼女いない歴=年齢の主人公・藤本の許に、ある日いきなり、過去に因縁があった女たちからの電話やメールが一斉に押し寄せる。そう、誰しも一生に一度はあるという「モテ期」の到来だ! 藤本は舞い上がってひとりひとりに会いに行き…という話。 フジロックひとりで行こうとしてたり、カメラ好きの女友達と通ぶって漫画(将太の寿司とか宮本から君へ)の貸し借りしてたり、モテないことで抱えた呪詛をブログに吐き出していたり…と、藤本がいわゆる「
07<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>09 うわぁ、ヤバイ。「モテキ」やばいっしょ。 読んでる途中からね、もう苦しくてしょうがない。 何つーか、逃げ出したくなる。けど見逃せない。 このどうしようもない葛藤と衝動。懐かしい記憶が蘇る。 確かにこの身体が、心が、よーく覚えているよ。 これはファンタジーか? いいや、恋愛のとてつもない“リアル”を突きつけてる作品ではないだろうか。 男と女の情事。その垣根は、実は思ったよりも低い。 けれど、中々どうして分厚いのだ。 この“厚さ”こそが、男女が分かり合えない根源なのかもしれない。 ああ、痛い。とてつもなく、痛い。 「モテキ」を読んで、そんな風な感想を持てる貴方。 そして他人事とは思えなくて、目が離せなくなっちゃった貴方。 分かる。分かるよ。だって自分を重ねてしまうでしょ
自作絵、Netscape 7/Mozilla用XULアプリケーションの配布、W3C子など。
泣いてなんて無いさ。 彼女なんて居なくても、独りでも充分楽しいんだ。 なのに、俺はなんで泣いてるんだ? なんでちょっと恋してみてもいいかな、なんて思ってるんだよ。 なんで恋してぇーっておもってんだよばか! モテキ (1) (イブニングKC) 作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 33人 クリック: 1,075回この商品を含むブログ (473件) を見る恋愛に奥手な草食系男子をリアルに描いた『モテキ』(イブニング連載)の1巻が発売になりました。 作者の久保ミツロウは女性ながらにモテない童貞男子の心情を巧みに描いています。 それはもうこの物語の主人公である幸世は自分の脳みそがそのままトレースされているのではないかと思うくらいに。 主人公である幸世はヤラハタ、彼女居ない歴=年齢、オタ、ネガティブ、派遣(準無職) と非モテの鑑のよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く