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アジ化ナトリウム (アジかナトリウム、sodium azide) は、組成式 NaN3 で表される白色無臭の結晶である。ナトリウムアジドともいう。式量 65.01、融点 275 ℃、沸騰する前に分解するので沸点は無い。室温では六方晶系の結晶である。窒化ナトリウム Na3N(式量 82.976)と混同されやすいが、これとは全く別の化合物である。 製法[編集] ナトリウムアミドと亜酸化窒素を反応させる(ナトリウムアミド法)[2]。 具体的にはナトリウムアミド粉末と亜酸化窒素を150-250 ℃で加熱して得る方法(高温法)や流動パラフィンにナトリウムアミドを懸濁させ150-180 ℃で加熱して得る方法(中温法)、ナトリウムアミドを液体アンモニアに溶いて10-30 ℃で亜酸化窒素を吹き込む方法(低温法)などがある[3]。 亜硝酸ナトリウムとヒドラジンを反応させる(ヒドラジン法)。 上記に類似した反
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