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漫画と海燕に関するCrowserのブックマーク (14)

  • Something Orange - ホーリーランド 13 (13)

    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「この物語の中核は、その短い人生のなかで道に迷ってしまった少年たちの放浪にある。」
  • Something Orange - 〈ネギま〉と〈デスノ〉に見る独裁者の孤独。

    初回限定版 魔法先生ネギま!(16) (プレミアムKC) 作者: 赤松健出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10メディア: コミック購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (116件) を見る 〈魔法先生ネギま!〉の今後の展開にかんする話。長いです。 つまりね、世界には、ルールとか過去と理(ことわり)があります。一番大きなものは、時間は元に戻せない、ということです。あたりまえですが(笑)。 しかし、それを個人の動機で曲げてしまうと、その動機の出発点は、家族を殺されたくないとか言う純粋な動機でも、それに波及して、その代わりに誰かが死んでしまったりすることが発生してしまいます。 だから、個人の動機で、世界の理を曲げることは、許されないんです。倫理的に。 「起きてしまった事」は、受け入れこと以外の選択肢がないんです。 何かを変えるならば、「過去を変える」のではなく、「未来

    Something Orange - 〈ネギま〉と〈デスノ〉に見る独裁者の孤独。
  • ■ - Something Orange

    DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス) 作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/04/02メディア: コミック クリック: 211回この商品を含むブログ (911件) を見る DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス) 作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/07/04メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 95回この商品を含むブログ (510件) を見る すべての物語はいつか終わる。あれほど日中の読者を熱狂させた「DEATH NOTE」にも、ついにその日がやってきた。 全12巻。適度な巻数ではないだろうか。現代の漫画はときにあまりにも流すぎる。これほどの人気を集めながらこの巻数でスマートに完結できたことだけでも、この作品は賞賛されて良いと思う。 さて、以下の記述には「DE

    ■ - Something Orange
  • 『ヨイコノミライ』はほんとに痛いか? - Something Orange

    昨年の秋口にネットで話題になった頃から今回こうしたレビュー企画が持ち上がるまで、『ヨイコノミライ』という作品が語られる際に最も消費されたのはおそらく、「痛い」という言葉だろう。しかし正直な話をすると、「大変に痛い漫画である」という『ヨイコノミライ』評に対して、僕は反吐が出るほど嫌悪感を抱いていた。この漫画を読んだ多くの人がその「痛い」という言葉だけで作品を語り切ろうとするのに出会った時、自分にはそれは「語る」というよりもむしろ、「片付ける」という言葉が相応しいような、そんな気がしたのである。たしかに『ヨイコノミライ』は、痛い。しかし、「ヨイコノミライは痛い」という言葉は、一面真実を完璧に捉えてはいるけれども、一面においては何も語っていないに等しい。 『ヨイコノミライ』その痛みの質 〜持たざる者の物語〜 半分は賛成するけれど、のこり半分はピンと来ないかな。 つまり、「『ヨイコノミライ』は「

    『ヨイコノミライ』はほんとに痛いか? - Something Orange
  • ■ - Something Orange

    吸血鬼(バンパイア)ハンターD (ソノラマ文庫 (225)) 作者: 菊地秀行,天野喜孝出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1983/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (26件) を見る いまではほとんど挿絵の仕事を引き受けなくなったようだが、僕たちの世代でファンタジー/ライトノベル系の小説を読んできた人間にとって、天野喜孝は非常に重要な存在だと思う。 僕などは、「ファイナルファンタジー」→「ソード・ワールド」→「アルスラーン戦記」→「吸血鬼ハンター」→「グイン・サーガ」→「エルリック・サーガ」とおもいきり天野繋がりで小説を読んできた(FFは違うけど)。 その前は「ロードス島戦記」とか「フォーチュン・クエスト」とか、ライトノベルの代表作を読んでいたんだけれど、小学生高学年になるとすこし背伸びをしたくなる。そこで、紀伊国屋で「アルスラーン戦記」を

    ■ - Something Orange
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「絵が描けないから、彼女がいるから、口下手だから、知識が少ないから、リアルタイムでガンダムを見ているから、太っているから、痩せているから、そういう実にくだらないことで人間は他者を差別できる。優越感を持
  • Something Orange - 『GUNSLINGER GIRL』論 〔リライト版〕

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    Something Orange - 『GUNSLINGER GIRL』論 〔リライト版〕
  •  『よつばと!』は終わらない夏休みか。 - Something Orange

    オタクコミュニスト超絶マンガ評論 作者: 紙屋高雪,きあ出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2007/11/20メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 225回この商品を含むブログ (32件) を見る 大手漫画書評サイト「紙屋研究所」の管理人、紙屋高雪さんの著書。「紙谷研究所」に掲載された記事をもとに、大幅書下ろしを加え、充実した内容に仕上げている。サイト既読者も未読者も必読の名著である。 と、一通り褒めたところで、一点、違和感を覚えた作品論について語っておこう。ほかでもない『よつばと!』評のことである。 よつばと! (1) (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/08/27メディア: コミック購入: 27人 クリック: 502回この商品を含むブログ (753件) を見る このでは、『よつばと!』を「終わらな

     『よつばと!』は終わらない夏休みか。 - Something Orange
  •  かがみだってオタクじゃね?問題。 - Something Orange

    今日の記事は『らき☆すた』を見ていないひとにはさっぱりわからないお話。見ていなひとはどうすればいいの? 見ればいいと思うよ。 さて、もし『らき☆すた』の登場人物のなかで、オタク的なキャラクタをひとり挙げろといえば、だれでも泉こなたを挙げるだろう。 外見こそかわいい女の子のこなたの内面が男性オタクそのものだということは、よくいわれる話である。で、男性オタクはこなたに自己投影して『らき☆すた』を楽しんでいるのだ、という話もよく聞く。 それに対して、彼女の友人のかがみは、「非オタク」の「一般人」を象徴しているように思える。彼女はこなたのくり広げるオタトークにほとんど付いていけないし、こなたの露骨なマニアぶりに困惑しているように見える。 しかし、彼女がこなたの存在を否定することはない。口先でいくら辛らつなことをいっても、かがみはどこまでも優しいのである。だから、こういう意見も出てくる。 かがみは、

     かがみだってオタクじゃね?問題。 - Something Orange
  • 『ハルヒ』と『絶チル』を比較してみる。 - Something Orange

    今週の『絶対可憐チルドレン』はオール4コマ。 さすがに全ページを4コマで埋めることは苦しかったのか、途中でイラストが混じっていたりするけれど、往年の天才4コマ作家椎名高志の片鱗が伺える。 『Dr.椎名の教育的事情』の、「おれには失うものは何もない」とうそぶくスパイに子を懐かせて尋問する漫画とか、M1のキングコングより笑わせてもらいました。 以前、チャットで話したんだけれど、『絶チル』は『涼宮ハルヒの憂』とちょっと似ていると思う。 どちらも傍若無人にふるまう女の子の話なんだけれど、自由奔放に動いているように見えて、実は周囲に甘えている。依存されているようで、依存している。保護しているようで、保護されている。 彼女が気ままに動くことを周囲が認めているからこそ自由にふるまえるのであって、当に好き勝手に生きているわけではない。そういう構造がある。 つまり、両者とも「楽園」の物語である、という

    『ハルヒ』と『絶チル』を比較してみる。 - Something Orange
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「こちらも傍若無人にふるまう女の子の話なんだけれど、自由奔放に動いているように見えて、実は周囲に甘えている。依存されているようで、依存している。保護しているようで、保護されている。」 「主人公であり、
  • Something Orange - ニューヨーク・ニューヨーク (1)

    ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫) 作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2003/03/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 127回この商品を含むブログ (47件) を見る 「喪男道」と「オオツカダッシュ」に始まる一連の議論を読んでいて思い出したのは、羅川真里茂の「ニューヨーク・ニューヨーク」だった。 この作品についてはいつか触れようと思っていたのだが、いい機会だからいま書いておこう。ニューヨークで暮らすゲイの警官とかれの恋人との成長と葛藤を綴ったラブストーリーの傑作である。 この作品がボーイズ・ラブの範疇に入るかどうかにかんしてはいろいろと議論があるらしいが、ここではその話には深入りしない。ぼくが書いておきたいのは、かつてこの作品を読み、衝撃と感動に包まれたときの話だ。 一般に、この漫画の名前があがるとき、「ゲイの実情をリアルに描いた作品」とい

    Something Orange - ニューヨーク・ニューヨーク (1)
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「『ニューヨーク・ニューヨーク』の真骨頂は、加害者と被害者をめぐる関係性の繊細さにある」 続き:http://d.hatena.ne.jp/kaien/20060129/p1
  • 『ハヤテのごとく!』児童文学説。 - Something Orange

    ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス) 作者: 畑健二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/18メディア: コミック購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (383件) を見る ハヤテのごとく! 14 (少年サンデーコミックス) 作者: 畑健二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 2人 クリック: 102回この商品を含むブログ (170件) を見る うー好きだ。アニメも好きだが、やっぱりマンガはさらに面白い。 ・・・・この作品って、何度も感想書いているけれども、さっぱり何が面白いのか分析できないんだけれども・・・というか、言葉にならないんですよ。けれど、ほしくてほしくて買っちゃうし、読後感も、凄い満悦な感じになる。 なぜなんだろう?(笑)。 誰か教えてほしい。 僕を納得させてくれる説明理由を!。 プリー

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  • 『神のみぞ知るセカイ』が示す『DEATH NOTE』の「その先」。 - Something Orange

    いまさらだけれど、若木民喜の『神のみぞ知るセカイ』がおもしろい。 神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス) 作者: 若木民喜出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/11メディア: コミック購入: 7人 クリック: 212回この商品を含むブログ (237件) を見る 主人公は「落とし神」の異名を取る天才的な美少女ゲームプレイヤー、桂木桂馬。「現実はクソゲーだ」とうそぶくかれのもとに、ある日、悪魔か死神を思わせる少女エルシィがあらわれる。 些細な誤解からエルシィと契約してしまった桂馬は、現実の世界でも少女たちを「攻略」する羽目になるのだった。と、まあ、ひと言でいえば荒唐無稽な話。しかも、どこかで見たような話でもある。 天才的な頭脳をもつ少年のもとに死神があらわれ契約を結ぶ、そう、『DEATH NOTE』の冒頭を思わせるのである。 DEATH NOTE デスノート(1) (

    『神のみぞ知るセカイ』が示す『DEATH NOTE』の「その先」。 - Something Orange
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「『神のみぞ知るセカイ』は純粋なロジックが通用しない現実=女性に対して、天才少年がいかにして対応していくかを綴った作品であり、その意味で『DEATH NOTE』のゲーム的世界の「その先」を描いているといえる。」
  • あずにゃん問題(笑)〜日常をたゆたい「いまこの時の幸せをかみしめる」か、それとも志と夢を持ってつらく茨の道をかけのぼるか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    とうま(玄馬)のヲタ街道 光の翼〜ALA LUCIS〜 http://blog.livedoor.jp/tomablog/ 先日、刹那の話で盛り上がった玄馬(とうま)さんと話していて、『けいおん』のあずにゃんはもったいないよねーという話で、盛り上がった。しゃべっている過程で、ああ、なんで僕が、あずにゃんを最初から気に入っていのか、ということが分かってなかなか面白かった。つまりね『あずにゃんは、こんな所に居ちゃ駄目だっ!!』 と思っていたんんですよねー。アニメを見ていても、最後は、「みんなの仲良しな雰囲気」を愛してけいおん部に戻っていくんだけど、「それ違うだろ?」と僕はちょっと思ったのを覚えていて、まさにそれと一致したんだよねー。 彼女は、すでにかなりの実力もあるようだし、最終話?というか、最後のおまけで彼女の部屋の中は、まさにJAZZ一色で、かなり音楽に入れ込んでいることがわかる。それほど

    あずにゃん問題(笑)〜日常をたゆたい「いまこの時の幸せをかみしめる」か、それとも志と夢を持ってつらく茨の道をかけのぼるか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
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