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漫画とBL・801に関するCrowserのブックマーク (15)

  •  よしながふみと「やおい」な関係性 - Something Orange

    「メロディ」4月号のよしながふみ&羽海野チカ対談がおもしろい。 見た目仲良くないんだけど、お互いの力を認め合ってて、それでその人が当に困った時には手を貸してやる関係みたいなものを、やおいだと私らは呼んでいて、 と、よしながふみが言っているのを読んで、目からウロコが落ちた。 「友情」や「愛情」という言葉では名指すことのできない関係性があって、それを「愛だろこれは!」と読み替えるのが「やおい」、そう自分などは思ってきたのだけれど、その読み替えの前提となる関係性(元ネタ)そのものに遡って、その名づけがたさ故に、「やおい」という名が与えられる、という興味深い事態。 で、さらに興味深いのが、「やおい」的な関係性の実例として、「TricK」の仲間由紀恵と阿部寛が挙げられていること。つまり、男女でも「やおい」でありうる、とよしながふみは言う(もちろん、女性どうしでも)。 ――「男女の友情は可能か?」と

     よしながふみと「やおい」な関係性 - Something Orange
  • Something Orange - 『SLAM DUNK』は「やおい関係」、『マリみて』は「仲良し関係」

    一昨日の記事に関して、このようなコメントをいただいた。 男性が描く女性同士の関係では、すぐにいがみあいが発生する、というようなことをよしながさんが言っていて、これにも強く納得しました。そういう世間一般の視線があるのは、事実だと思います。 一理ある。ただ、必ずしも男性作家だけに限らない話だとは思う。女性作家の描く女性同士の関係でも、すぐ「いがみあい」になるものは少なくない。 さて、それでは「やおい関係」(参照)と「いがみあい」の違いはどこにあるのだろうか。それはその関係が自分を高めるかどうか、という一点にある気がする。 よしながふみは女性同士の「やおい関係」の一例として『ガラスの仮面』を挙げているらしい。これはわかりやすい。 ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫) 作者: 美内すずえ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この

    Something Orange - 『SLAM DUNK』は「やおい関係」、『マリみて』は「仲良し関係」
  • 小島アジコ『となりの801ちゃん』

    小島アジコ『となりの801ちゃん』 ぼくのリアル身近には「腐女子」がいない(except隠れ腐女子)。知っているのはネット上の腐女子のみなさんばかりだ。なので、腐女子がリアル生活においてどんな生態、思考様式をしているのかは、想像するしかない。 以前、杉浦由美子の『オタク女子研究 腐女子思想大系』について感想を書いたことがあるけど、どうもネットレビューをみるととりわけ同じ陣営にいるはずの腐女子たちから集中砲火をあびている。 アマゾンのレビューをみれば集中砲火のおおよその主張はわかるが、反論側の正確な腐女子像というものがあってそこからのズレや誤りを指摘するというものではない。誤記などをのぞけば、せいぜい「思想大系とか研究とかいうけどこれはエッセイである」「腐女子の一断面、あるいは一類型にすぎない」という「批判」であり、それはまあそうなのかなと思うし、そういうものと思えばそんなに目くじらたてんで

  • 痛いニュース(ノ∀`):福本絵ですら美化される腐女子の創造力は異常

    1 名前: 声優(悪魔召還師) 投稿日:2007/03/06(火) 21:13:12 ?PLT 表紙を見ただけで元ネタが理解できたらニュータイプ確定。笑みを浮かべる少年は麻雀漫画『アカギ』の主人公「赤木しげる」、横たわる初老の男はアカギと対戦した盲目の代打ち「市川」です。原作でふたりは、高額の金を賭けた死闘を繰り広げる「殺るか殺られるか」の関係。ところがこの同人誌では、アカギと市川がじゃれあったり、仲良く手をつないで夜道を歩いたり、アカギの目に入ったゴミを市川が舌でなめ取ったりと、原作にあるわけがないボーイズラブなシーンの連続(というかそれだけ)。 特にアカギのイケメン化ぶりは異常すぎて、原型が思い出せなくなるほどです。 原作の『アカギ』は言わずと知れた麻雀漫画の傑作。パッと見は絵が下手というか、いろんな意味で狂っていますが、読み始めるとグイグイ引き込まれる不思議な魅力があります。作

  • 福本せんせいに完敗 - 1976腐女子

    銀と金―恐怖の財テク地獄変 (8) (アクションコミックス・ピザッツ) 作者: 福伸行出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1995/05メディア: コミック購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 思い出したように更新。すいません最近は埒もないことばかり書いてます。 年末年始は怒濤のように、福(伸行)作品に埋もれていました。 もともと「アカギ」「カイジ」は読んでいたんですが、アニメの出来があまりに秀逸だったので熱がぶり返し、大晦日の仕事帰りに「アカギ」「銀と金」を大人買いして、次の日仕事なのに「銀と金」が面白過ぎて徹夜して全巻読んじゃったりとかしてました。 明けて二日、初売りに行って買い物しまくったあと、レンタルショップに寄ったら、コミックレンタルの棚に「天」が全巻揃っていたので全18巻即借り。 16.17.18巻にうめき声をあげて、現在にいたる感じです。

    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    「天」ラスト3巻が801的においしすぎる件について。
  • 1976腐女子 - のだめってつくづく801です

    最近HDDレコーダー買ったもんで初めて見てみた「のだめ」のアニメ。 先日の腐女子チャットでも話題にのぼったんですが、いやあつくづく「のだめ」って801だなあ!と思いました。 あの、峰×千秋とかそういうことではなくて、のだめと千秋の関係が、私にとってものすごく「801」なんですよ。 どういう点が801かと言うと、千秋がのだめにひかれる一番大きな理由が、のだめの女性的な魅力ではなく、のだめの才能だという点です。 「かわいいから」「やさしいから」「美しいから」「尽くしてくれるから」「女性としての魅力があるから」ではなく、千秋はいつものだめの音楽の才能に突き動かされて、のだめと一緒にいる。時には自分のアイデンティティをぶち壊され、ひどい目にあっても、一緒にいる。周囲の女性たちにはいつもモテモテで、ハーレム状態と言ってもいいくらいなのに「変態」(千秋談)であるのだめを自ら選んでしまう。そしてのだめと

    1976腐女子 - のだめってつくづく801です
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    アカギ×鷲巣萌えの人の気持ちが初めて分かった気がした記事。
  • まりねこ文芸館 - 漫画「DEATH NOTE (デスノート)」作:大場つぐみ 画:小畑健

  • 男が感じるBL「同級生」のほんのりエロティシズム - たまごまごごはん

    友人と「百合で女性は性的にときめくか?」「男性はBLでたつのか?」という話になりました。 どっちも、マンガとしてもどうかなー?と思いながら心当たりがありましたよ奥さん。 中村明日美子先生の「同級生」。 いやいや、まじで。これ萌えましたよ…なんて言い方は卑怯ですね。 これたちましたよ。 下品な話になりそうですが、そのくらい男性の感覚にも訴えてくるこのマンガ。男性視点で「ここがすげーんだぜ」と書かせていただきますのであしからず。 ●ともにかわす音楽● 今から暴言をはきます。 音楽はセックスに似ています。 音を交わしながら心も混じるあの感覚。ぴったり合ったときの高揚感。 このマンガの入り口は、「合唱」という男子だとスルーしてしまいがちなイベントからはじまります。 ちょっとちゃらちゃらしているバンドマンの草壁、優秀でまじめでクールに見える佐条。極めてアンバランスな組み合わせなんですが、ふとしたこと

    男が感じるBL「同級生」のほんのりエロティシズム - たまごまごごはん
  • バナナに負けた!男の子にこそ読んでほしい「バナナはおやつに入りません」 - たまごまごごはん

    はい。バナナに負けました。 タカハシマコ先生の「バナナはおやつに入りません」に完全に負けました。 いや、こういうのは勝ち負けではないんですが、その魅力に屈服したと言う意味で敬意をこめて。 この作品、ジャンルとしてはBLになるんだと思います。 とはいえBLというジャンルのまあ広いこと。ガチガチな男同士の激しいものもあれば、アラブの灼熱をさまようものもあります。 その中でもタカハシマコ先生の描くBLは、当に甘くやわらかくかわいらしい世界。いやもう、出てくる男の子たちがかわいすぎるんですよ。タカハシマコ先生は砂糖菓子で出来た女の子に一筋血を垂らしこむような描写がうまい百合作家でもありますが、BL作品においても少年を砂糖菓子でつくりあげてくれます。 これは男女問わずニヤニヤできるなんだもの、いやあ、参りました。 やはりキモになるのは人間関係。そのへんの面白さと、男女問わず受け入れやすいキャラク

    バナナに負けた!男の子にこそ読んでほしい「バナナはおやつに入りません」 - たまごまごごはん
  • ユリイカ・「BLスタディーズ」京山あつきインタビュー。 - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない

    ユリイカ2007年12月臨時増刊号 総特集=BL(ボーイズラブ)スタディーズ 作者: やまねあやの,西田東,京山あつき,草間さかえ,鈴木ツタ,トジツキハジメ,アユヤマネ,三浦しをん,金田淳子,玉兎出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/12/25メディア: ムック購入: 4人 クリック: 134回この商品を含むブログ (56件) を見るこれ、いまだにほとんど読めてません。あまぞnで注文して届いてから幾日か過ぎてるのですが、私は、特にこういう論文の場合、「読みたい!」という衝動が駆られたときにしか読まないのです。なので、今のモチベーションでは大事なテーマであるBL論(と言うか今回の“も”腐女子論でしょうか?)を読む気がしない・・・。*1 そんなわけで今のところ読了する気配がないので(年内に読める気がしない)、とりあえず作家インタビューのほうだけでも取り上げて今年のユリイカへの言葉とさせ

    ユリイカ・「BLスタディーズ」京山あつきインタビュー。 - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    BL作品における「リアル」を巡って。
  • 1976腐女子 : げんしけん荻上過去話について (ネタバレあり)

    (「げんしけん」誌連載分の多大なネタバレを含みます。ネタバレしてもいい方以外は注意してお読みください) 今月号のアフタヌーンに掲載された「げんしけん」荻上の過去のトラウマ話について。 一読して、そのままするっと納得はできない部分がいくつかあったので、いろいろと考えてみたり、人に意見を聞いてみたりなどしました。 ●おおまかな荻上過去の流れ 中三の荻上、周囲には同じような腐女子数名。 | 巻田くんというクラスの男子を受にした妄想で内輪だけで盛り上がったりする | 巻田総受を遊びで作ろうか、なんて流れの中、荻上が巻田くんに告られる | OKしつつも皆には秘密にする荻上 | 腐女子仲間の一人がそれに気付く | 腐女子仲間たちが巻田くん受小説(かなりエロ)を書き、その挿絵を描かないかと荻上に作品を見せる | 乗り気でなかった荻上だったが、彼女たちの作品にいつもより力が入っていて、思わずイラスト

    1976腐女子 : げんしけん荻上過去話について (ネタバレあり)
  • 2007-08-08

    先日、MAD職人仲間で話をしていて、「鷲巣さまをかわいいと思ったことがない」などという衝撃の発言を耳にし、はじめて、そのような愚鈍な輩が世に存在することを知った次第。 思えば、アカギの単行を読んだ時点で、アニメを見た時点で、鷲巣さまが愛らしいなどというのは当たり前のことであった。普通に、最初に一読した時点で、「この人はなんてかわいらしい人なんだろう」と思うのがごく一般的な反応であるはずだった。事実、アカギをすすめた友人たちも皆、鷲巣麻雀編に入るや否や、アカギがどうこうよりも「ちょwwwwwwww帝王カワユスwwwwwww」と鷲巣さまの一挙一動に目を奪われていた。まさしく「ああっ鷲巣さまっ」状態である。 あんなにわかりやすいテキストである原作からそんなことも読み取れない凡夫以下の下民どものために、鷲巣さまの愛らしさについて、今更ながらではあるが、軽く説明していきたいと思う。 くっ…馬鹿馬鹿

    2007-08-08
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    アカギと鷲巣様への愛に溢れた素晴らしいレビュー。
  • BLを読まないなんて人生を損している!

    この前、「BLの世界はすごく良く出来ている」というテーマで友人と討論になったんですが、 ・数百人の作家が切磋琢磨=質の向上 ・読切や短期連載中心=質の向上、購入しやすい ・毎月漫画50冊+小説80冊出る=作家が生活出来る ・雑誌もたくさん出る=作家が生活出来る ・作家さんは1、2年先まで予定が組まれる=作家が生活出来る ・購入層の財布の紐がゆるい=作家が生活出来る ・購入層の心が広い=多少問題のある作家も生活出来る、トンデモ展開?面白くない?絵が汚い?古い?なんでもいいよ萌えられれば。 という非常に安定した輪の中で完結しているのですね。 でもそれにも問題があって、 ・力量のある作家さんがBLファンのみの中で消費される=人気の頭打ち ・男同士の恋愛を主軸にするため話のワンパターン化=人気の頭打ち ・購入者の心が広いのでアレな内容でもそれなりに売れる=質の低下 といった面もあります。 中でも特

    BLを読まないなんて人生を損している!
  • 2008-08-25 - 1976腐女子■[腐]『カイジ』を愛するスウェーデンの腐女子とお話してみた

    唐突ですが、いま、スウェーデンに住む福腐女子の方(スウェーデン人)とメール交換をしています。 きっかけはこのバナー。 http://www.tracy-williams.net/fkmt/ ようこそ!こちら福作品英語版アンソロジー企画サイトです。 ただいま世界中の福ファンのみなさんからご投稿大募集中!!! 締め切りは2008年9月1日!発売予定日は10月始め! 福ファンならば、誰でもウェルカム! 原稿は日語のままでも結構!英文への翻訳は私が担当するのでご安心を! (注*原稿の募集は既に終了しています) 世界の福ファンから原稿を集めて、アンソロジー! 海外腐女子の福人気・知名度については、まったく知識がなく… (参考:独特の絵柄は受け入れられたのか? 逆境無頼カイジの海外反響) なにせ題材が麻雀とか限定ジャンケンとかですし、絵柄もまあ、一般的に言うところの美麗でキャッチーな絵

  • いまさら2008・もえカップリングを振り返る(後編) - 1976腐女子

    今更2008年にもえたカップリングを振り返る企画。続きです。 3.哲也と房州 (原案:さいふうめい、漫画:星野泰視『哲也-雀聖と呼ばれた男』) 戦後復興期の日を舞台に、主人公が玄人(バイニン:イカサマのできる麻雀打ち)となり、様々な勝負師たちと渡り合う様を描いた作品です。 麻雀界では未だ根強い支持を保つ、阿佐田哲也の『麻雀放浪記』ほかの著書を参考に、エンターテイメントな少年漫画になるギリギリの線で作り上げられています。 主人公は「阿佐田哲也」(阿佐田人がモデル)。通称「坊や哲」。 原典の『麻雀放浪記』では、坊や哲がひどいポン中で始終幻覚を見っぱなしだったりする時もありますが、少年漫画なのでそういった属性は他キャラに移植されたりなどしております。 以前に飛び飛びでパラ見した記憶しかなかったので、改めて全巻読み返しました。 ですが、全41巻の超序盤。2巻にして私のもえ神経は強くかき乱された

    いまさら2008・もえカップリングを振り返る(後編) - 1976腐女子
    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    前編:http://d.hatena.ne.jp/emifuwa/20090109#p1 /# 片山まさゆき さいふうめい 星野泰視 阿佐田哲也
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