ここ1週間ほど、珍しく書籍の制作業務なしで、企画のみの作業に従事。こんな仕事環境は久しぶりなので、かなりリフレッシュした気分を満喫。ちなみに、今は色々と資料集めをしたり、他の作家さんの作品を読んでる最中なんですけど、宮崎摩耶の『ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~』は百合モノの大傑作なので、そっちが好きな人は是非買ってあげてください。いやあ、稲中卓球部を女の子でやるってアイデアだけで、もう十分買いでしょ? 見たかったモノを、全部見せてくれる感じ? で、企画と平行して個人的にやっていた作業が、「好きなアニソンベスト10」の制作。これは知人との与太話がきっかけで始まったんだけど、いざ10曲をチョイスしようと目録を書き出しを始めた途端に、その莫大な量に圧倒されてしまいました。頭ではアニソンの数がもの凄いことは分かっていたのだけれど、こりゃあ、生半可じゃないや。オタクとしての私にとって、アニメのプラ
(敬称略) 1.私の予想に反して爛熟の10年を迎えた日本アニメ 1995年TV放映のエヴァンゲリオンからアニメ界は以前よりも活況を見せ、商社筋の資本参加もあって、テレビでの放映本数も増加し、ファン層も拡大した。2000年世代、つまり00(ダブルオー)年代には、コンシュマーゲーム機やパソコンゲーム及びインターネットの成長などによりメディアが乱立した。私の予想では各メディアがファン層を奪いあう事になり、アニメは退潮期に入ると考えたが、実際にはオタク産業の中核メディアとしてアニメ作品は重要度を増し、デジタル化も進んで表現の幅を広げた。 この光芒のダブルオー年代が後世に輝かしい評価を得るのは間違いない。同時代を生きた我々には各作品を評価し、何を感じて、何を考えたのか、書き記す義務があるとすら思う。 2001年『NOIR』(ノワール)というテレビアニメ作品が放送された。予告編を見て、女子高生によるガ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く