■ずさんな「総理のご意向」文書の調査 5月17日の衆議院文部科学委員会で、加計学園による大学獣医学部の新設問題を取り上げました。 民主党獣医師問題議員連盟の事務局長を務めたこともあり、特区による獣医学部新設には以前から関心を持っていました。 政府からも定期的にヒアリングを続けてきましたが、その私から見ても、特にこの1年で劇的に進んだという印象を持っています。 17日の国会では、その日に報じられたいわゆる「総理のご意向」文書について、その真偽を松野文科大臣に質しました。 大臣は「確認したい」と引き取ったのですが、役所のこの手の調査としては異例の早さで、19日の午後4時に「文書の存在を確認できなかった」との調査結果を発表したのです。 しかし、この調査はあまりにもずさんです。 調べたのも、文科省専門教育課の「共有フォルダ」だけ。なぜか担当者のパソコンや個人フォルダは一切調べていません。 官房長官