4月11日、米国下院エネルギー・商業委員会で開催された2日間にわたるフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグに対する公聴会が終わった。ザッカーバーグは当日、50名以上の議員たちからフェイスブックのプライバシーポリシーやビジネスモデル、不法薬物の売買といった件で厳しい質問を浴びた。 しかし、株式市場の反応をみるとザッカーバーグはこの難局をうまく切り抜けたようだ。フェイスブック株は11日の取引開始直後にやや値を下げたが、午後には上昇に転じ、当日の終値は前日終値から0.78%上昇の166.33ドルとなった。 フォーブスの「リアルタイム・ビリオネアランキング」でザッカーバーグは11日、株価の上昇を受けて1日で5億ドル(約534億円)の資産を増やした。ザッカーバーグは現在、世界7番目の富豪で総資産額は665億ドル(約7.1兆円)とされている。 投資家らがフェイスブック株に強気の姿勢をみせるのには