フェンリル(株)は19日、ペイントソフト「PictBear」v2.0の正式版を公開した。Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。 「PictBear」は、同社代表取締役の柏木泰幸氏が、現在同社の主力製品となっている「Sleipnir」と同様に、会社設立前から個人で公開していたペイントソフト。本格的なレイヤー機能やプラグインで追加もできるフィルター機能を備えるほか、スクリプトによる自動処理にも対応しており、定番ソフトとして多くのユーザーが愛用していた。 v2.0は2003年に初のベータ版が公開され、タブ切り替えによる複数画像の同時編集やプラグインによる対応フォーマットの追加といった機能が搭載されたが、2004年に公開されたRC版で開発が止まっていた。ソフトの公開も、同社のWebサイト内に設けられた柏木氏