昨日は奉職している学校で教員のミーティングが開かれました。新年度を控えて、授業のスケジュールやカリキュラム、シラバスなどを確認する会議です。その場所で、ある日本語の先生からとても興味深いお話を聞きました。いわく「留学生が、ネットの辞書で調べた語彙を使って怪しげな日本語を書いてくる」。これ、留学生と日々接しておられる教員の間では「あるある」な事例かもしれません。 私も通訳や翻訳の授業で、留学生が披露してくれる訳出の日本語に怪しげな語彙があると指摘をするのですが、往々にして帰ってくる答えは「辞書にそう載っていました」というもの。それで「どの辞書ですか」と確認してみると、すべてネット上の無料で提供されている辞書です。中には海外の方が作ったと思しきかなり怪しい辞書もあります。 個人的には「ネットにある=まずは疑ってかかれ」もしくは「別のネットの情報で裏を取れ」なんですけど、現代のお若い学生さんにと