一編にいろんな科目が選択肢として提示される。当然、学び手の持ち時間は限られる。おのずとそれらの科目を取捨選択して、メリハリをつけた行動計画をたてなければならない。学ぶべき科目がたくさん呈示されている現代では”戦略”が必要なのである。つまり”捨てる戦略”の立案と実行である。しかし日本人、特に優等生は捨てることが下手である。一編にすべてをやりたがる。 『30歳からの成長戦略』 〜P.19〜 インプットから入ると、その教科書を読みこなすこと自体が目的化するものである。「手段は簡単に目的化する」という罠は、どんなビジネスでも起こりがちだ。 『30歳からの成長戦略』 〜P.57〜 絞り込んだ領域で、深く最新の課題まで検討するうちに、気分が乗ってくる自分に気がつくはずだ。世界のプロが悩む課題に自分も頭を使っているという時間、わかり始めた瞬間の気持ちよさ。そういった気持ちが仇となって、部分にのめる込むう