PerlプログラマーがXMLをうまく活用する場合、XML::Simpleを使いこなすのは基本中の基本と言える。まだXML::Simpleを知らないあなたもこれを読めば「XML::Simpleの簡潔さは感動的」と思わず口に出してしまうことだろう。 PerlでXMLを処理するために、ほとんどの場合で必要なすべてのものがそろう魔法のツール、XML::Simpleについては、はてなの伊藤直也氏が執筆する「作って学ぶ、今どきのWebサービス:第3回 XML::SimpleであらゆるXML文書を料理する」でもその魅力を十二分に解説しているので、すでにご存じの方も多いと思う。 そんなXML::Simpleについて、IBM developerWorksに掲載された本稿では、XML::Simpleを取得した上で、それを使って2行のコードで構成ファイルからパラメーターを読み込む方法や、元のXML文書に含まれる