企業では昨今,内部統制などの理由により,文書や帳票の修正/改正が頻繁に行われている。それにあわせて帳票システムも変更しなければならない。しかし,企業向けの帳票システムは導入コストが安くないうえに,変更を依頼するとさらに開発コストが発生したりする。「もっと低コストで,柔軟に変更できる帳票作成ツールがほしいというニーズは高い」(チェプロ代表取締役の福田 玲二氏)。 デベロップ部門でAWARDを受賞した「Play@」(プレイア)は,そうした帳票作成ツールの一種である(写真1)。しかし,その用途は帳票作成にとどまらない。リレーショナル・データベース(RDB)に直接アクセスしてデータを閲覧/編集するといった,業務システムのフロントエンドとしての使い道も可能だ。ちょっとしたクライアント・アプリケーション開発ツールとしての側面も備えた製品である。 帳票デザインでは,マウス操作でビジュアルに作成できるのは
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