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考察とLawとIPに関するCujoのブックマーク (28)

  • 独立したメンバーにSMAPの楽曲を歌わせないということができるのか(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    あくまでも仮にの話ですがSMAPの一部メンバーが独立した時に、SMAPの持ち歌をテレビやコンサートで歌うことに著作権的な問題はないか検討してみます。もちろん、ジャニーズ事務所を怒らせるようなことをわざわざするテレビ局やプロモーターはいないでしょうが、著作権法的に禁止することができないかを検討してみます。この記事の目的は芸能ゴシップネタではなく、芸能ネタを題材にして知財制度を解説することにありますのでご了承ください。 なお、キムタクが抜けた状態で歌唱力的に大丈夫なのかという問題はありますが別論です。 まず、SMAPの楽曲の著作権はジャニーズ事務所にはないことに注意が必要です。作詞家・作曲家でもありません、JASRACです(作詞家・作曲家が著作権を(多くの場合、音楽出版社を経由して)JASRACに信託譲渡しています)。 そして、JASRACに代表される音楽著作権管理団体の仕組みの最大のポイント

  • アップルのiPhone用純正バッテリーケースがかっこ悪いのは特許権回避のためなのか(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    先日販売開始された、iPhone 6とiPhone 6sのアップル"純正"のモバイルバッテリーケース(参照記事)のデザインがアップルらしからぬということで話題になっています。工業デザインについては人により意見の相違があるでしょうが、ぽっこりと出っ張ったバッテリー部分は"後付け感"ぷんぷんでインテグレートされたデザインを尊ぶアップルのセンスとは相容れないもののように思えます。 出典:apple.com米国のテック系メディアThe Vergeの記事” Is Apple's Smart Battery Case so goofy because it was designed around Mophie's patents?”では、このデザインは他社の(特にモバイルバッテリー最大手のMophie社)の特許権回避のためではないかと推測しています。 この記事で挙げられているMophie社の特許は、U

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  • それでも終わらないエンブレム問題 - 酒場放浪弁護士の酔いどれ日記と編集後記

    佐野氏と一蓮托生という姿勢を示していた組織委員会が,一転してエンブレムの使用中止を決断し,事務総長の武藤敏郎氏による記者会見が行われました。また,佐野氏もHPでコメントを発表しました。ちょっとこれについて考えてみます。 1 組織委事務総長武藤氏の会見 (http://www.jiji.com/jc/v4?id=201509emblem0001) 武藤氏は初代財務事務次官。民主党の反対がなければ日銀総裁になっていたかもしれないという,ザ・官僚という人物です。原稿も見ずに淀みなく口を出る霞が関文学,記者の質問にもブレなく回答するお姿はお見事で,久しぶりに官僚の答弁のお手を見た気がする,その意味では誠に素晴らしい会見だったと思います。 しかし,佐野氏がエンブレムの展開例として提出した空港の写真について,流用したことを認めた上で, 審査委員会のクローズドな場では、デザイナーとしては よくある話な

    それでも終わらないエンブレム問題 - 酒場放浪弁護士の酔いどれ日記と編集後記
  • 後味の悪い結末〜遅すぎた五輪エンブレムの“撤回” - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~

    ベルギー在住のデザイナーが発した『驚くほど似ている』という一言から、日中を騒がす大事件になってしまった「東京五輪エンブレム」問題。 この話題が沸騰し始めた頃に、「著作権侵害かどうか、という議論だけで進んでいくとこじれるんじゃないかなぁ・・・」という不安を胸に、エントリーを一上げたのだが*1、案の定、やり取りがこじれて争いは法廷に持ち込まれ、さらに、想像を数段上回る様々な事実が噴出した結果、とうとう以下のような事態に相成った。 「2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は1日、アートディレクターの佐野研二郎氏(43)がデザインした五輪の公式エンブレムの使用を中止し、新たなデザインを再公募することを決めた。」(日経済新聞2015年9月2日付朝刊・第1面、強調筆者、以下同じ。) 記事によると、会見に臨んだ武藤敏郎・大会組織委員会事務総長は、 「使い続けることに国民の理解が得られな

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  • トートバッグデザインパクリ事件で学ぶ著作権侵害の基礎(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    佐野研二郎氏デザインとされるトートバッグの著作権侵害問題が大炎上しています。周知のように、結局、一部の商品の提供が中止されることになりました。 上記以外にも佐野氏や関係者のパクリを指摘するネットの声がありますが、そこでは、著作権侵害に相当しないものまで一緒くたに非難されているケースが見られます。皮肉な話ではありますが、今回のトートバッグが著作権侵害について学ぶ上でよい題材になると思いますので、これを使ってどういう場合に著作権侵害が成立するかについて見ていきましょう。 著作権侵害が成立するためにはざっくり言うと以下の条件が必要です(引用・私的使用目的複製等の著作権法上の権利制限規定はこの文脈では関係ないので割愛します)。 1. 元ネタが著作権の対象となる著作物であること元ネタが著作物(思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの)でなければ著作権侵害

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  • 「鬼門! 原作者チェック」〜判例に見るSHIROBAKOの法律問題 - アホヲタ元法学部生の日常

    SHIROBAKO 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント発売日: 2014/12/24メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (52件) を見る 注:エントリは、SHIROBAKOの主に23話(但し、23話までの話も色々と出てきます)ネタバレを含みますので、未見の方は十分にご注意下さい! 1.はじめに SHIROBAKOとは、高校時代アニメ同好会でアニメを作り、商業の世界でまた一緒にアニメを作りたいとの誓いを立てた5人が、アニメ業界における新人として、それぞれの立場で奮闘する姿を描き出したアニメである*1。 武蔵野アニメーションという架空のアニメーション制作会社で、「えくそだすっ!」と「第三飛行少女隊(サンジョ)」という2つの架空の*2作品を制作する過程で生じるトラブルと、その解決に奮闘する宮森あおい(

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  • 【TPP】著作権非親告罪化 現状の解説まとめと、諸外国と他法域の比較から検討

    TPPによる著作権侵害の非親告罪化について、にわかに盛り上がってきています。 ThinkC・MIAUによる声明、コミケ準備会からの声明もあり、周りでも非親告罪化による影響を心配し、興味を持ち始めている人が増えているように感じます。 私も、基的に非親告罪化に対して反対です。 ここでは少し冷静に、現状の事実の整理と、日の他法域と諸外国の著作権刑事罰の比較から検討しようと思います。 TPP 議論の状況 NHKは著作権の非親告罪化が濃厚である旨の報道をしましたが、政府の説明によると報道は正しくなく、決定した事実は無いということです。 結局、今一番正確で信頼できる情報は、(変な話ですが)リークテキストということになろうかと思います。 そこで改めて、最新のリークテキストから該当箇所を紹介します。 まずは前提となる刑事罰について、(Article QQ.H.7.1)に下記のように述べられています。

    【TPP】著作権非親告罪化 現状の解説まとめと、諸外国と他法域の比較から検討
  • 中山節炸裂!『著作権法(第2版)』 - アホヲタ元法学部生の日常

    著作権法 第2版 作者: 中山信弘出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2014/10/27メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 1.感情がこもったの面白さ 学者の書く学術書は、客観的な観点から、冷静沈着にというものが多い。 しかし、一部、その著者の感情が浮かび上がる記述スタイルを取るもある。 このような記述に対しては、一部では批判もあるところだが、私は全面的に支持したい。 それは、学問の原動力が、「これを伝えたい」という力だからであり、それが紙面にもほとばしり出るくらいパッションが込められているには、(今その考えが通説ではなくても)必ずやその「思い」に共感する人の輪が広がっていくだろうと思うからである。 この観点から、すでに「龍田節」を取り上げたことがある 龍田節万歳!〜楽しめる基書「会社法大要」 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生

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