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ブックマーク / urag.exblog.jp (2)

  • 栗田出版販売の民事再生に関する心配事あれこれ(4) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ◆7月4日16時現在。 弊社にとって2001年12月7日の鈴木書店の倒産は衝撃でした。第一作出版後の三ヶ月めで、創業一周年の佳き日でした。負債額は今回の栗田で想定されるものより上でした。鈴木書店は専門書取次で、人文書版元の依存度は高かったのです。同業の知人から「良く生き残ったよね」と言われました。 あれから十数年。取次第3位の大阪屋は昨秋、楽天、DNP、音羽(講談社)、一ツ橋(小学館、集英社)、角川の援助を受けて踏みとどまり、取次第5位の太洋社は危機を回避すべく昨夏に社を移転して、先月からは新刊配を王子日販に業務委託しました。それからわずか一ヶ月も立たない先週金曜日に第4位の栗田が民事再生法適用の申請です。ここしばらく、新たな重大案件が持ちあがるサイクルが確実に短くなっています。 大阪屋が栗田を倒産前に合併することは無理だったわけです。たとえ1,000社以上の版元が膨大な債権を放棄して

    栗田出版販売の民事再生に関する心配事あれこれ(4) | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • 栗田出版販売の民事再生に関する心配事あれこれ(5) | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ◆7月6日22時現在。 今朝、栗田の債権者集会へ向かう途中、書店さんからのメールで冬弓舎の内浦亨さんの訃報に接しました。享年45歳。NHKでも報道されています。「自転車の男性が用水路に転落」によれば、道路に面したフェンスのない用水路に自転車ごとあやまって落下した模様と。「5日午前0時40分頃、左京区松ヶ崎小竹薮町にある用水路の近くに住む人から「水路に自転車と人が転落している」と消防に通報が入りました。〔・・・〕内浦さんは病院に運ばれましたが、約13時間後に死亡しました」と。 呆然としました。内浦さんは皆さんご承知の通り、内田樹さんの『ためらいの倫理学』(冬弓舎、2001年;角川文庫、2003年)を手掛けられた編集者です。それまでレヴィナスの訳者・研究者として知られていた内田さんが現在のような八面六臂のご活躍をされるその転換点に同伴していた方なのです。私にとっては、年齢は年下でも独立した出版

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