森友学園の籠池前理事長と妻が国などの補助金をだまし取った罪に問われている裁判の初公判が6日開かれます。前理事長はほぼ全面的に争う構えで、「安倍政権に忖度(そんたく)し口封じのために起訴した国策捜査だ」などと主張していて、法廷での発言が注目されます。 6日午後2時から大阪地方裁判所で開かれる初公判で、前理事長はだます意図はなかったなどとほぼ全面的に争う方針で、妻は無罪を主張するとみられます。 森友学園をめぐる一連の問題で、大阪地検特捜部は国有地の値引きや決裁文書の改ざんで告発された財務省の職員らを不起訴にしています。 逮捕から10か月近く勾留された籠池前理事長は「安倍政権に忖度し、口封じのために起訴した国策捜査だ」と捜査の在り方を批判していて、6日の初公判でどのような発言をするのか注目されます。 森友学園の前理事長、籠池泰典被告と妻の諄子被告が罪に問われているのは大きく2つの補助金についてで