障害者更生相談所の名称変更を求める自立生活センターイルカのメンバーら=14日、那覇市泉崎の県庁 障がい当事者が運営する沖縄県自立生活センター・イルカ(長位鈴子代表、宜野湾市)のメンバーと相談員らが、県に対して県身体障害者・知的障害者更生相談所の名称変更を求めている。イルカの早坂佳之さんらが14日、県子ども生活福祉部障害福祉課を訪ね、同課職員と情報交換した。イルカのメンバーらは、「更生」という言葉には「悪いものを治す」という考え方がベースにあり、障がい者への偏見を助長するなどとして、県に相談所の名称変更を検討するよう求めている。 イルカのメンバーらの要望を受けて普天間みはる障害福祉課長は、「名称の変更が社会の意識に与える影響は大きいと思う。前向きに庁内で検討させていただきたい」と述べた。情報交換では障害福祉課の職員が回答を読み上げ、イルカのメンバーらの要望を確認した。普天間課長の回答に、イル