イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めるなか、スペインの議会選挙が行われ、EUの財政の緊縮策への批判を繰り広げてきた急進的な左派の政党は支持が拡大せず、3位にとどまる見通しです。 選挙管理当局によりますと、日本時間の午前6時、下院では開票率95.41%で、ラホイ首相率いる保守の「国民党」が32.94%、左派の「社会労働党」が22.78%、EUの財政緊縮策に反対する急進的な左派政党「ポデモス」を中心とする左派の連合が21.13%となっています。 今回の選挙戦では、EUのもとで進められてきた緊縮策などが主要な争点となり、イギリスがEUからの離脱を決めた直後なだけに、EUの在り方を批判しているポデモスが、どこまで支持を集めるのかに注目が集まりました。 これまでのところ、支持は伸び悩んでおり、日本時間の午前6時すぎに首都マドリードで会見したポデモスのイグレシアス党首は「別の結果を期待してい