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2020年10月20日のブックマーク (2件)

  • 『ダンピアのおいしい冒険 1巻』(トマトスープ 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    17世紀イギリス政府はスペインとの対抗上、民間船に海賊行為を許可。 その乗組員ダンピアは博識かつ好奇心旺盛!航海で出会う未知の文化、 未知の動植物、そして未知のを好んだという。この人物は実在した… ウィリアム・ダンピアは若いころから船員としての経験を積み、1679年、ジャマイカ植民地へ渡って私掠船の船員となり、1715年に亡くなるまで生涯三度の世界周航を達成した人物です。1697年に、1679年から91年まで12年の航海記録「最新世界周航記」を出版してベストセラーになり、同書で描かれた各地の動植物や現地民の風俗と様々な発見は後世の博物学・自然科学の発展に少なからぬ影響を与えました。 ダンピアの著書「最新世界周航記」は岩波文庫から上下巻で日語訳が出版されていて、生の体験が鮮やかに描かれているので一緒に読むとより楽しめると思います。同書の翻訳を行った平野敬一氏はダンピアの姿勢について『右す

    『ダンピアのおいしい冒険 1巻』(トマトスープ 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    DG-Law
    DG-Law 2020/10/20
    これ本当に面白いので,『最新世界周航記』が出版されてダンピアが報われるところまでは続いてほしい。
  • 『<海賊>の大英帝国 掠奪と交易の四百年史』薩摩真介 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    英国史上有名な「海賊」というと誰が思い浮かぶだろうか?アルマダの海戦を戦ったジョン・ホーキンズやフランシス・ドレイク、財宝伝説で知られるキャプテン・キッドことウィリアム・キッド、大海賊バーソロミュー・ロバーツや黒髭エドワード・ティーチ、女海賊アン・ボニーとメアリ・リードなど、冒険活劇の主人公として描かれることも多い名前が挙がるかもしれない。しかし、上記で挙げた中には実は「海賊」とは呼べない人物もいる。ジョン・ホーキンズやフランシス・ドレイクなどは「私掠」船の船長であった。では「海賊」と「私掠」はどう違うのだろうか。 海上での掠奪行為を行うのが海賊だが、海上での掠奪行為を行うものがすべて海賊であったわけではない。中近世ヨーロッパでは掠奪は経済行為と結びついて商人や農民などから王侯貴族に至るまで掠奪行為は一般的に行われていた。近世になって掠奪に関する法整備が始まり、合法な掠奪と非合法な掠奪への

    『<海賊>の大英帝国 掠奪と交易の四百年史』薩摩真介 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    DG-Law
    DG-Law 2020/10/20
    『ダンピアのおいしい冒険』と合わせて読むべきか。