退役した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「タイタン2」。米アリゾナ州グリーンバレーのタイタンミサイル博物館で(2015年5月12日撮影、資料写真)。(c)Brendan SMIALOWSKI / AFP 【10月6日 AFP】米国務省は5日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前政権が非公開としていた保有核弾頭数を4年ぶりに公表した。 米軍が2020年9月30日時点で保有する核弾頭数は、作戦配備・作戦外貯蔵のものを含めて3750発で、2019年からは55発、2017年からは72発減少した。最多だった東西冷戦(Cold War)期の1967年の3万1255発と比較すると、大幅に削減された。 国務省は「各国が核弾頭保有数の透明性を高めることは、(核兵器)拡散防止と軍備縮小の取り組みにとって重要だ」と述べた。 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が今年1月にまとめた統