大阪大学は、ことし2月に行った文学部の入学試験で、地理の問題に誤りがあったことが分かり、採点し直した結果、新たに受験生1人を合格にしたと発表しました。 大阪大学によりますと、誤りがあったのは、ことし2月25日に豊中キャンパスで行った文学部人文学科の前期日程の入学試験のうち、地理の問題の一部です。 先月(5月)30日に、来年度の試験問題を作る準備のため、担当の教員が過去の問題を点検した際に気付き、外部からも同様の指摘がありました。 これを受けて大学が確認したところ、一部の問題で観光客について示した図に誤りがあったことが分かりました。 このため、この問題について受験した12人全員を満点扱いとして採点し直した結果、新たに受験生1人を合格にしました。 大学は今月5日、受験生と保護者に謝罪したうえで経緯を説明したということです。 大阪大学の西尾章治郎 総長は、「多大なご迷惑をおかけしたことを深く反省
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