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2024年6月3日のブックマーク (2件)

  • 『響け!ユーフォニアム』で描かれるオーディションの「理不尽さ」について - 新・怖いくらいに青い空

    はじめに 『響け!ユーフォニアム』アニメ第3期では、北宇治高校吹奏楽部の部長となった黄前久美子が、塚秀一や高坂麗奈などの仲間と共に全国大会金賞を目指して突き進んでいく。久美子たちが3年生になって大きく変わった部の制度と言えば、なんといっても、オーディションである。前年まで、オーディションは年1回だけだったのに対して、今年は府大会、関西大会、そして全国大会の前にそれぞれオーディションを実施し、その時点で最適な奏者を選出するという仕組み。 このオーディションが実に厄介なのである。作中の登場人物たちはオーディション結果を巡って互いに対立したり、喜怒哀楽様々な感情を爆発させたりする。もちろん、我々視聴者も、その結果に一喜一憂し、様々な考えを巡らせる。何故このような事態になってしまうのか。それは、『響け!ユーフォニアム』で描かれるオーディションが徹底的に「理不尽」だからである。 私が考えるに、北宇

    『響け!ユーフォニアム』で描かれるオーディションの「理不尽さ」について - 新・怖いくらいに青い空
  • nix in desertis:2024年3-5月に行った美術館・博物館(有楽斎,北欧,吉原)

    サントリー美術館の織田有楽斎展。織田の血筋や波乱の人生のために派手なイメージがあるが,その実,古田織部や小堀遠州と比べるに堅実な茶人だったのだろうと思われた。あまり奇抜な茶器がなく,保守的で王道を行く茶人だったのだろう。その中では数少ない珍しい茶器にあたる狸形壺が目玉展示で,ちょうど狸がネットで話題になる幸運は有楽斎らしいのかもしれない。 そうした茶器の玄人好みを反映してか,茶器の展示はさほど多くなく,書状が主体であった。血筋と茶の湯の腕前のため,外交や人間関係の調整を任されがちで御茶湯御政道の真ん中にいた人という印象が強まる。『へうげもの』ファンなら顔が浮かんでくる面々とのやりとりである。茶器は青磁の銘「鎹」,大ぶりで青みがかった有楽井戸,欠けた茶碗に割れた染付をあてがった呼継茶碗が良かった。狸形壺と呼継茶碗は公式のTwitterアカウントが公開してくれているので以下に貼っておく。 \《

    DG-Law
    DG-Law 2024/06/03
    北欧の神秘展はドイツのロマン主義美術をやっててよかったという思い入れ点があるのは否めない。/大吉原展は本当に残念だった。興行的には成功しているので反省も無さそう。