今年度の決算で巨額の赤字を計上する見込みの大手電機メーカー「パナソニック」は、人件費を削減するため、社員の残業代や出張手当の減額などを検討していることが分かりました。 ことしの春闘で、「パナソニック」の経営側は13日、組合側に対し、要求どおりに定期昇給を維持し、ボーナスについても年間4か月分を確保したうえで業績に連動して支給すると回答しました。 しかし今年度の決算で7650億円の最終赤字を計上する見通しとなっていることから、人件費の一部を削減する方向で検討に入りました。 削減方法としては、すでに実施している管理職の年俸のさらなる削減のほか、社員の残業代や出張手当の減額などを検討しているということです。 毎月の基本給については、削減しない方針です。 これについて「パナソニック」の経営側は近く、組合側に協議を申し入れることにしています。
パナソニックは、国内の大手電機メーカーで唯一手がけているプラズマテレビの生産から撤退する方向で検討に入りました。 パナソニックは、昨年度に続き今年度の決算も7000億円を超える最終赤字になる見通しで、業績が悪化した要因となっているテレビ事業の見直しを進めています。 その一環として、プラズマテレビ用のパネルとプラズマテレビの生産から撤退する方向で検討に入ったものです。 研究開発は今年度中に打ち切ることにしていて、生産を終了する時期は、早ければ平成26年度になる見通しです。 パナソニックは当初、プラズマテレビは液晶テレビより大画面の画質がよいとして、薄型テレビの本命と位置づけて巨額の投資を行ってきました。 しかし、薄型テレビの市場の大半は、画質の向上と大画面化が進んだ液晶テレビに占められ、プラズマテレビの事業の存続が難しくなってきていました。 パナソニックが生産から撤退すれば、国内の大手電機メ
国内3社のシステムLSI事業統合、「言うは易く行うは難し」:ビジネスニュース 業界動向(1/2 ページ) ルネサス、富士通、パナソニックによるシステムLSI事業統合の報道から1週間が過ぎた。この3社が統合に向けて動き出した引き金は何だったのか。そして、もはや既定路線のように見える事業統合は成功するのだろうか。 「ルネサス エレクトロニクス、富士通セミコンダクター、パナソニックがシステムLSI事業を統合へ」――2012年2月8日の日本経済新聞の報道が半導体業界を駆け巡った。3社のシステムLSIの設計部門を、産業革新機構が出資する設計を専門に行う新会社に統合する一方で、製造部門の運営を、産業革新機構とGLOBALFOUNDRIESが設立する新会社に移管するというものである。2012年3月末までに事業統合の基本合意を目指していることから、関連する企業――親会社であるNEC、日立製作所、三菱電機、
富士通とパナがシステムLSI事業統合を正式発表、ファブレス新会社を設立へ:ビジネスニュース 業界動向 富士通とパナソニックは、富士通セミコンダクターとパナソニックのシステムLSI事業の設計/開発機能を統合し、ファブレス形態の新会社を設立することを正式に発表した。 富士通とパナソニックは2013年2月7日、富士通の100%子会社である富士通セミコンダクターおよびパナソニックの各社が営むシステムLSI事業の設計・開発機能などを統合し、システムLSIの設計・開発などを手掛けるファブレス形態の新会社(以下、統合新会社)を設立するとともに、新会社への事業移管を検討することで基本合意したと発表した。統合新会社の設立にあたっては、日本政策投資銀行へ出融資を依頼するという。 半導体市場の低迷が続く中、富士通および富士通セミコンダクターは、工場や事業の譲渡など、ファブライト戦略を加速してきた。今回の統合新会
「社長 島耕作」が社長辞任――。「モーニング」(講談社)の2012年12月6日号で島社長が2期連続の大幅赤字を計上する責任を取って辞意を伝えたことが、ネット上で反響を呼んでいる。 島耕作シリーズは弘兼憲史氏の代表作。大手家電メーカーのモデルが、弘兼氏が勤めていた松下電器産業(現・パナソニック)であることは有名な話だ。作品にもパナソニックの苦境が投影されている。 13年3月をメドに、プラズマディスプレイパネル(PDP)の新たな研究開発を中止する。プラズマテレビといえばパナソニック。パナソニックといえばプラズマテレビだ。国内メーカーで唯一、PDPを作っているパナソニックが基礎技術の研究開発を断念するというのだ。同社は今後、液晶パネルや有機ELパネルに技術者をシフトする。パナソニックがテレビの世界戦争で完全に敗れたことを示す、歴史的な出来事である。 パナソニックの敗戦の原因を探ることにする。3人
地デジとBS/CSデジタルの合わせて6チャンネルまで全録できる最新DIGA「DMR-BXT3000」。その録画性能などの実力を、同じく東芝の全録レコーダーである「REGZAサーバー」こと「DBR-M190」と比較しつつ、あらゆる方面からテストする企画の後編だ。 軽く前編のおさらいをしておくと、「チャンネル録画」(全録機能)の実力はかなりのもので、多くの人が待望していたBS/CS放送も3チャンネルまで全録対象にできるだけでなく、放送局ごとに録画モードを個別設定できたり、録画チャンネルを変更しても他のチャンネルの録画は保持されるなど、利便性の点でもかなりのものだった。 しかも、スタートメニューから最新のニュースや天気予報、インターネットと連携して自分の嗜好に合った番組や、人気の高い番組のおすすめなど、番組探しのための機能もかなり充実しており、見たい番組を次から次へと楽しみ続けられる、テレビ好き
■パナソニックの“全録”レコーダーBXT3000を試す パナソニックからDIGAシリーズの最新モデル「DMR-BXT3000」(関連ニュース)が発売された。本機はいわゆる”全録”タイプのレコーダーだ。“全録”レコーダーといえば、大手AV機器メーカーでは東芝の“レグザサーバー”「DBR-M180/190」が先行しているが、BXT3000は業界で初めて地上デジタルに加えBS/CS放送も含めた”全録”に対応した。 本機は、この“全録”機能を「チャンネル録画」と呼んでいる。内蔵HDDは、チャンネルをまるごと録画する「チャンネル録画」用のHDDが1750GB(1chあたり約290GB)、通常の番組録画用が250GBと、合計2TBの構成だ。 「チャンネル録画」の設定は、リモコンの「チャンネル録画設定」ボタンからダイレクトにアクセスできる。チューナーは「チャンネル録画」用に全6ch分を搭載、うち3chが
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