米国を代表するシンガー・ソングライターであるビリー・ジョエル(74)が、1月24日、東京ドームで、わずか一夜限りの来日公演を行った。 関係者によると、令和2年(2020年)12月開催を目指して10年間交渉したが、新型コロナウイルス禍で延期になっていた。 また、ジョエルの体力面を考慮して公演間に1週間の休養が必要とされているため、複数公演を断念し、一夜限りにしたのだという。 こうして実現した16年ぶり12度目の来日だが、米国での定期公演を今年7月で終了させると宣言。来日もこれが最後とみられている。万感を胸に抱いた4万4000人のファンが駆けつけたが、こちらも定年など人生の区切りを幾度か経験しているであろう世代が中心だった。 私事で恐縮だが、記者もジョエルは思い出深い。昭和54年(1979年)に生まれて初めて見たコンサートが、ジョエルの東京・日本武道館公演だったからだ。 アルバム「ストレンジャ
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