【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に勧誘された戦闘員の教育水準は、社会通念に反して、それぞれの出身国での平均より概ね高い。世界銀行(World Bank)がこのほど報告書を発表した。 世銀の報告書「Economic and Social Inclusion to Prevent Violent Extremism(暴力的な過激主義を防ぐための経済的、社会的包摂)」は、自爆攻撃の志願者について、一般的に教育水準がより高いグループに属していると述べている。研究報告書は、シリアを拠点に活動するISへの人々の傾倒について、社会経済的な側面から説明を試みたものとなっているが、報告書が明らかにしているのは、貧困がISを支持する要因ではないということだ。 報告書によると、シリアとイラクで活動を展開しているISのグループに参加の戦闘員の多くは、その出身国が欧州やアフリカ、中東であ
![IS志願者は高学歴、貧困は「傾倒」の要因ではない 世銀報告書 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb57ffc21b642e7fba89a24497f77d0b210569e9/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fi.yimg.jp%2Fimages%2Fnews%2Fcobranding%2Fjij_afp.png)