己を知れば、たったの30秒でバグ数が予測できる:山浦恒央の“くみこみ”な話(51)(2/2 ページ) 3.バグ率を使った残存バグ数の推定 過去の統計情報からバグ率が分かると、いろいろなタイミングで総バグ数を予測できます。 プロジェクト立ち上げ時 プロジェクト立ち上げ時に、何人のエンジニアが何カ月必要かを予測するため、開発するソフトウェアの規模を推定します。実際には、ソースコード行数かFP(ファンクションポイント)を使う場合がほとんどでしょう(この2つの規模見積もりについては、本コラムの第36、37回を参照してください)。この時、予測したソースコード行数に過去の「プロジェクトとしてのバグ率」を乗ずると、バグ数を計算できます。例えば、ソースコード数を105KLOCと見積もり、前回、同じような製品を開発した時、全部で83KLOCのソースコードを作り、357個のバグを作り込んだとします。ここから以
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