原子炉格納容器の下のコンクリート 福島第一原子力発電所で使われているGE社のMark Ⅰ型原子炉の組立は(簡単に考えて)、 1.原子炉建屋の基礎をつくる → 2.原子炉(圧力容器・格納容器)を設置 → 3.遮蔽コンクリートをつくる というステップだと考えられます。 そうすると、原子炉格納容器の下面とコンクリートを密着させるのは難しいだろうなと・・・ 原子炉格納容器の下面は「球状」になっています。 ここにコンクリート充てんするわけですが、固まる前のコンクリートとはいえ水のようではなく セメント・砂利・砂と水が混ぜ合わさったもの(納豆かけごはんのようなイメージ)で空気(気泡)もふくんでいます。 この空気(気泡)をキチンと抜いてやらないと、原子炉格納容器とコンクリートの密着度は悪くなると考えられます。 原子炉格納容器とコンクリートを密着させるために 大学の「土木工学概論」という授業でもらったテキ