グループウエアはネットワーク・インフラの整備とシンクロして,最も普及のスピードが早かったアプリケーションの一つだ。黎明期におけるグループウエアといえば,まずLotus Notes/Dominoであり,Notesの存在がネットワーク環境の普及に一役買ったことは周知の通りである。 その後もグループウエアの世界では,長らくNotesの天下が続いた。だが,2007年に実施した本調査では,サイボウズoffice(サイボウズガルーン含む)がNotesを抜いて,中堅・中小企業における導入率で初めてトップシェアとなった。2007年は歴史が変わったエポックメイキングな年でもあったわけだ。サイボウズは現在,中堅・中小企業にとどまらず,ガルーン2で大企業向け市場の獲得に注力している。一方の日本IBMは中堅企業向けのグループウエア市場に注力しており,両者はまさしくぶつかり合う関係になる。 サイボウズは利用予定シェ
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