『南京戦 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言』はニュースステーションでその内容が紹介され、証言ビデオも話題になった。ネット右翼があわてふためいて否定のための妄想をネット上に垂れ流し続けたのは記憶に新しい。 阿羅健一の批判もこれらと同質、同根なのを確認するために紹介する。 今まで私が認知したり、直接、反駁に関与しただけでもこんなにある。 1.「11才の兵士がいるから嘘」 -これは誰が読んでも誤植。誤植一つで本がすべて嘘と決めつけるのもどうかねー。この誤植はその後、訂正されたが、ネット右翼はこれだけでずいぶん騒いだ。 2.「腰だめという言葉はない」。 -あった。佐々木到一の『私記』にも出てくる。 3.「腰だめで撃つと銃口は天を向き、銃手は倒れる」。 -日本軍の射撃法のマニュアルに出てくる。 4.「腰だめで撃つのは不適当」。 -至近距離からの捕虜射殺であり、撃てば当たるという状況だから