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2008年7月5日、札幌で開催された「チャレンジ・ザ・G8 1万人のピースウォーク」のサウンドデモ部分への異様な過剰警備・弾圧があり、4名が逮捕されました(当日のまとめ)。しかしこれは逮捕というより拉致監禁と呼ぶべきまったく不当なものでした。警察に破壊されたレンタルのトラックはすぐには還付されず、トラックごと押収された荷物について札幌中央署の河田警備課長は「押収品ではない」と主張し、7日に返還するまで勝手に持ち去り所持する警察のドロボーぶりを自ら暴露。デモ直後にはウォーク参加者が札幌中央署前で抗議行動に尽力し、その日の初動救援を受け救援会が結成され早期釈放を追求、翌日よりカンパ要請を開始。弁護士もチームを組んで接見を開始、救援会とともに披逮捕者への支援を継続。7日早朝、検事送致(いわゆる送検)、救援会が中央署に駆けつけ押送時に激励、その後トラック以外の荷物を取り戻し、差入。ロイターのカメラ
昨日札幌で行われた、洞爺湖サミットに反対する集会の後に行われたデモ行進で4名が不当逮捕されてしまいました。 なぜ反G8なのか。人それぞれの理由があると思いますが、私個人は「大国気取りの8カ国が集まって世界を決めるな」「そんなのテレビ電話でやれ」「そもそも国家が民衆の生存を決める地球のありかた自体に異議申し立て」といった思いで、参加してきました。 私はサウンドカーの後ろでデモに参加。出発地点では後ろにいわゆるリアルにブラックブロックなみなさん、そこに前から流れてきたのは小林旭とはマジ泣けてくるぜ(ノ_・。) しかしまぁ過剰な警備。そもそも単なるデモ行進、いやサウンド流れてゴキゲンなデモ行進になんでこんなに機動隊が配置されるのか。本気で意味不明です。 そして私の目の前で2人が逮捕されてしまいました。どちらもまさに目の前。 いやそれどころか、私のすぐ前の人もこのときに機動隊にごぼう抜きにされて連
既に多くの人がとりあげており(http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20080705/p1、http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080706など)、ブクマでも様々な意見が表明されているので、いくつかの論点に絞ってエントリを書く。 (1)道交法違反か否か 荷台に人が乗った=道交法違反という俗論を述べる人が少なくないが、06年の「自由と生存のメーデー」でのDJ逮捕事件以降、サウンドデモに措いて荷台乗車について事前に警察に許可を得るのが一般的である。 しかも、荷台乗車が逮捕理由ならばデモの始めに逮捕が行われるはずだが、今回はデモの終盤に逮捕されていることから、荷台乗車が逮捕理由である可能性はきわめて低い。 http://d.hatena.ne.jp/madashan/20080705/のコメント欄にも、事前の荷台乗車許可についての言
毎日新聞夕刊で月一連載中の「今、平和を語る」シリーズ。過去には鶴見俊輔などが戦争の愚かさを語ってきた。今月は俳人・金子兜太が自らの戦争体験をもとに、彼独自の概念である「蹴戦」を語っている(魚拓)。以下気になる部分を引用。 本土での戦争経験がないので、戦争の悲惨さを知らなかったんだな。だから翌年に日中戦争が始まると、こぞって歓迎した。貧しさが「戦争待望」になっていたと思う。秩父だけでなく、日本列島がそうだったのではないですか。戦争が貧乏を解放してくれるんだと錯覚していた。 赤木智弘の「希望は戦争」を髣髴とさせる。悲惨な戦争の実態を知らない貧困層が貧困からの脱却を願って戦争を渇望する。世間には「戦後民主主義」を蛇蝎のごとく嫌う奇妙な人々であふれている。現在の社会はどんどん戦前へと回帰していってるのだろうか*1。 経済学をやっている学生だから、日米の生産力の違いをみれば、日本は長期戦を戦えるわけ
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