奈良市は19日、酒気帯び運転で検挙された男性係長(42)を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。係長は市内の飲食店で飲酒し仮眠後に奈良市内で自家用車を運転し2月25日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で県警に検挙され3月、奈良簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていた。 また、市内のスーパーマーケットで食料品など計約1万円分を万引したとして検挙された女性主務(48)を停職3カ月、市の人事異動案データなどに不正アクセスした男性課長補佐(53)を同1カ月の懲戒処分とした。市によると、課長補佐はかつてアクセス権限のある部署に所属しており、当時と同じパスワードでアクセスしたという。市は約9年間パスワードを変更しておらず、「今後は職員の異動の都度変更する」とした。