1ドル=136円を超え、円安が加速しています。この調子だと、140円は確実な情勢です。YCC(国債の買い支え)も行き詰まっていますが、黒田総裁が150円をめざしているなら、YCCより簡単な方法があります。2018年5月27日の記事の再掲です。 インフレ目標に行き詰まった日銀が、外債を買うという話が出ている。理論的には、黒田総裁が1ドル=150円にペッグすると宣言して米国債を買えば、大幅な円安が起こる。これはスヴェンソンが2000年に日銀に提案したバカでもできる方法(Foolproof Way)の応用である。日銀には為替介入はできないが、米国債を買うのは自由だ。どうなるかは容易に予想できる。 円は暴落して150円に近づく 日本国債も暴落する 市中銀行が大きな評価損を抱えて金融危機が起こる 日銀が市中銀行を資本増強する 円が大量に流通してインフレになる インフレを起こす方法として、シムズは消費
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