大腸菌を使って秘密のメッセージを「エンコード」する方法が発明されたとのこと(本家/.、Sciencemag記事)。 バクテリアを使ったメッセージのエンコーディングを共同で発明したのは、タフツ大学のDavid Walt氏とハーバード大学のGeorge Whitesides氏。まず7つの大腸菌郡それぞれに、黄色、緑、赤など異なる色に発光する蛍光タンパク質を生み出すよう遺伝子組換えを行った。次に、異なる色の大腸菌でペアを組み、全部で49のコンビネーションを作り出した。そのうちの26ペアにアルファベット文字を割り当て、23ペアには「@」や「$」などの記号を割り当てるのだという。 これらの大腸菌のペアをニトロセルロース紙にのせるだけで秘密のメッセージを書くことができるのだそうだ。またこの秘密メッセージを「プリント」するには、大腸菌でメッセージが書かれたニトロセルロース紙を、蛍光タンパク質の活性化を促