「ペッコリ45度」「よろけたついでに由美かおる」……など独特の世界観を感じさせるボケが印象的なずんの飯尾和樹さん。 じわじわとこみあげるおかしみはどのように築かれたのか。小さい頃見ていたテレビのこと、芸人を志したワケ、そして同期芸人のキャイ~ン・ウド鈴木さんとの出会いについて聞きました。(全3回の1回目/#2、#3も公開中) ◆◆◆ 「1+1は?」「3デシリットル!」が原点 ―― 子供の頃、テレビは好きでしたか? 飯尾 好きでしたね。ずっとバラエティ番組がついているような家でした。伊東四朗さんと小松政夫さんの『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』、大将(萩本欽一)、ドリフ(ターズ)から、マンザイブーム、『(オレたち)ひょうきん族』。それから、とんねるずさんの『夕やけニャンニャン』、『夢で逢えたら』でダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさん、清水ミチコさん、野沢直子さんの存在を知って……っていう