印刷 手荷物預かり所にはられた不発弾についての啓発ポスター 不発弾などは機内へのお持ち込みができません――。那覇空港で6月下旬からこんな放送が連日流れている。注意を促すポスターも張り出された。 東京からの修学旅行生が6月、海岸で拾った不発弾を持ち帰ろうとして検査で発覚。「本土の人たちの認識が低すぎる」と空港事務所が対策に乗り出した。沖縄には今も2千トン超の不発弾が眠り、処理のための住民避難もたびたび。地元の男性は「沖縄戦を知らずとも、そこまで注意されないと分からないのか」と複雑な表情だった。
自宅マンションに妻(39)の遺体を約3か月放置したとして、京都市中京区の無職河田勝幸容疑者(43)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、妻が末期がんだったことが、わかった。 堀川署の9日の司法解剖で死因は特定できなかったが、外傷はなく、病死とみられる。妻は「お金がかかる」と手術を拒み、河田容疑者が自宅で看病していたという。 捜査関係者らによると、河田容疑者は、妻と2人暮らしで、約2年前に現在のマンションに入居。妻の看病のため仕事を辞めたとみられ、預金で生活していた。 河田容疑者は「今年になって2人で旅行に行った」と供述。足の不自由な妻を支えながらの旅行だったといい、妻の死を覚悟していたと府警はみている。また、「死のうと思ったが死ねなかった」とも供述し、腕には複数の切り傷があった。
印刷 関連トピックス原子力発電所福島県南相馬市から出荷された肉牛に国の基準を超える放射性セシウムがみつかった問題で、9日に出荷停止の連絡を受けた同市内の畜産家・荒川周市さん(62)。「原発のせいで家族バラバラになって、田んぼもダメ。ベコもダメと言われたら、どうすればいいんだ。これ以上、いじめないでほしい」=9日午後、日吉健吾撮影 福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭から国の基準を超える放射性セシウムが検出された問題で、出荷前に県が行った体表の放射線量検査(スクリーニング)を全頭がクリアしていたことが分かった。農林水産省と県は、えさや水に含まれていた放射性物質による内部被曝(ひばく)の可能性が高いとみて、飼育状況の調査を始めた。 11頭を出荷した農場は、福島第一原発の事故に伴う緊急時避難準備区域にある。同区域からの肉牛出荷の際には、全頭スクリーニングが義務づけられている。県によると
印刷関連トピックス原子力発電所 東京電力福島第一原発から放出された放射性セシウムによる関東周辺の汚染を予測するプロジェクトを、国立環境研究所(茨城県つくば市)が始めた。生物や汚泥などに蓄積されるセシウムが、生態系や人体に及ぼす影響を評価する基礎データを得るのが狙いだ。 大気中に放出された放射性物質は、雨などで地面に降り、土壌から河川に入って、海に流れ出すと考えられている。セシウム137は半減期が30年と長く、影響が長期に及ぶと考えられる。しかし、広がり方の実態はよくわかっていない。 同市周辺は筑波山や霞ケ浦があり、市街地の周辺に田園地帯が広がるなど、自然環境の縮図のような地域。大原利眞・地域環境研究センター長らは、このエリアで森林の土壌や湖底の泥、貝や水草、市街地の水道水などに含まれるセシウム137を継続的に測定する。得られたデータからセシウムの動きをモデル化し、それをもとに、関東地
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