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美学に関するDe_Loreanのブックマーク (15)

  • 『ハーフリアル』はなぜ邦訳に10年要したのか、もう少し詳しく

    きろま @PseudoMatagi むろん翻訳自体に十年かかるわけじゃ無いので(確か一年くらいでした)何で十年ものあいだ翻訳企画が通らないのか、という話になりますが、「そもそも商業出版の対象ではない上に商業出版は既に限界」「学術出版も限界な上にあの界隈はゲームに冷たい」「ゲーム会社にやる気が無い」の3点ではないかと 2016-10-16 21:53:48

    『ハーフリアル』はなぜ邦訳に10年要したのか、もう少し詳しく
  • シノハラユウキ「フィクションは重なり合う」について - 9bit

    シノハラユウキ『フィクションは重なり合う: 分析美学からアニメ評論へ』(logical cypher books, 2016)(目次と概要)をご恵投いただきました。電子版を買う気まんまんでいたところだったので、たいへんありがたいです。以下、所収の以下の論文についてレビュー。 シノハラユウキ「フィクションは重なり合う: 分離された虚構世界とは何か」『フィクションは重なり合う: 分析美学からアニメ評論へ』所収, 5–113. logical cypher books. 2016. 分析美学的な議論の良さと面白さがはっきり出ている論文だった。個人的に非常に面白く読めたが、それ以上に人に薦めたい論文だった。いいところは少なくとも4つ挙げられる。 描写の哲学とフィクションの哲学の入門として 先行議論のレビューとして 分析美学的な枠組みを使った批評として オリジナルの枠組みとして 1. 描写の哲学とフ

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  • 『分析美学基本論文集』刊行記念「分析美学は加速する──美と芸術の哲学を駆けめぐるブックマップ最新版」 - 紀伊国屋書店新宿南店ブックフェア(2015年9月8日~10月25日)

    このページは、森 功次さんプロデュースによるブックフェア 「分析美学は加速する」 をご紹介するために、WEBサイト「日曜社会学」の中に開設するものです。 ブックフェアは、勁草書房の企画協力を得て、紀伊國屋書店新宿南店5階にて2015年9月8日から10月25日まで開催されました。フェアの詳細については、紀伊國屋書店、勁草書房の特設ページもご覧ください: 紀伊國屋書店 新宿南店 勁草書房 フェア中、店舗では 選書者たちによる解説を掲載したパンフレットを配布しましたが、このページにはその内容の一部を掲載しています。 2015.12.30 解説文一つを掲載しました。これですべての項目が掲載されました。 2-B.「分析美学の基書」 (森 功次) 2015.12.24 解説文一つを掲載しました。 2-A.「分析美学史」 (西村清和) 2015.12.14 解説文一つを掲載しました。 3-G.「物語」

    『分析美学基本論文集』刊行記念「分析美学は加速する──美と芸術の哲学を駆けめぐるブックマップ最新版」 - 紀伊国屋書店新宿南店ブックフェア(2015年9月8日~10月25日)
  • 9月上旬より、紀伊國屋書店新宿南店で分析美学ブックフェアを開催します。 - 昆虫亀

    紀伊國屋書店新宿南店で分析美学ブックフェアを開催します。 そろそろ正式告知OKとなりましたので、こちらでも宣伝しておきます。 『分析美学基論文集』刊行記念 森功次プロデュース 分析美学は加速する――美と芸術を駆けめぐるブックマップ最新版 紀伊國屋書店新宿南店*1 開催期間:9月8日から10月下旬予定。 ※開始日確定しました webページが公開されました! http://socio-logic.jp/events/201509_aesthetics.php ブックフェア会場では無料のブックガイド冊子を配布します。まだ現在編集中ですのでページ数がどれくらいになるかわかりませんが、かなり充実してます。ぜんぶで4万字(!)近い。 追記:ブックガイド冊子全部で32ページになりました! これほんと読みごたえある。 項目立て&執筆陣は以下のとおりです。 美と芸術を駆けめぐるブックマップ 構成 はじめに

    9月上旬より、紀伊國屋書店新宿南店で分析美学ブックフェアを開催します。 - 昆虫亀
  • K. Walton「芸術のカテゴリー」|morinorihide

    ケンダル・ウォルトン「芸術のカテゴリー」(Kendall L. Walton, "Categories of Art," 1970)を全訳したので売ります。 以下から閲覧・ダウンロードできます。PDFで390円です。 芸術知覚の経験を分析することで、芸術批評を支える〈作品それ自体とは別の要素〉の重要性を主張した古典的論文です。「芸術観賞は作品それ自体のみに注意を向けなければならない」とする立場を強く批判し、「意図に関する誤謬(Intentional Fallacy)は誤謬ではない!」と説得的に論じたこの論文は、美学における批評理論の流れを形式主義から文脈主義へと変える大きなきっかけとなりました。 論文は美学に関するさまざまなリーダー・アンソロジーに収録されており、現代では必読の論文といえます。英語圏美学史の論文のなかでも被引用回数はトップクラスに入りますし、入門書では必ず言及される一

    K. Walton「芸術のカテゴリー」|morinorihide
  • M. Weitz「美学における理論の役割」|まつなが

    モリス・ワイツ「美学における理論の役割」(Morris Weitz, "The Role of Theory in Aesthetics," 1956)を全訳したので売ります。 以下から閲覧・ダウンロードできます(PDFで360円です)。 ウィトゲンシュタインの家族的類似の考えを「芸術」概念に適用して、芸術の定義不可能性を主張した古典的論文です。分析美学の芸術定義論は、この論文から始まるといっても過言ではありません。たとえば、ジョージ・ディッキーによる有名な芸術の制度説は、アーサー・ダントーの「アートワールド」概念などにヒントを得ながら、ワイツの定義不可能性の議論に応答する試みです。 ダントーとディッキーの論文の邦訳は、西村清和編『分析美学基論文集』(勁草書房)に収録されているので、あわせて読むといいかもしれません。またロバート・ステッカー『分析美学入門』では、第5章が芸術の定義論の話に

    M. Weitz「美学における理論の役割」|まつなが
  • 美学会

    第75回美学会全国大会(2024年度)について 第75回美学会全国大会は大阪大学中之島センターにて以下の日程で開催いたします。 大会日程: 2024年10月12日(土) 2024年10月13日(日) 2024年10月14日(月) 以下の3種類の発表を募集いたします。 ① 研究発表(締め切り:2024年5月15日(水)) ② 若手研究者フォーラム発表 (締め切り:2024年6月15日(土)) ③ ポスター発表(締め切り:2024年6月30日(日)) それぞれの応募詳細はこちらから → https://www.bigakukai.jp/conference/ 学会員以外の方へ「美学会の歩き方」 美学会に関心を持たれた方は、まず雑誌『美学』のオンライン版の中から、興味のある論文などを読んでみられてはいかがでしょう。 実際に研究発表を聴きたい方は、このサイトの情報をもとに、まず東部会、西部会の例会

    美学会
  • 『10+1』総目次no.1-50(1994-2008)

    (最終更新2014.8.25) INAX出版の『10+1』Databaseが雑誌記事を無料公開企画をおこなっている。このメインページは人名・書籍・建築物・キーワードなどから記事を関連記事を見つけ出せるため興味深いものとなっているが、付属のDBの雑誌バックナンバーページからは公開制限記事と公開記事が混在して把握しづらいため、書誌作成と併せて公開済の記事を目次順に並べた。 DB更新履歴を見るとわかるように現在進行中の企画なので今後公開が進むようだ。10+1DBは更新を報告してくれるTwitterアカウントがある。 原則として連載記事は公開していない。単行に収められた記事は把握できたものにかぎり、〔〕で囲んで書誌情報を付した。ドミニク・チェン氏の記事は当人のblogで公開されているpdfファイルにリンクした。2010.8に作成したdocファイルをテキストファイル置き場にアップロード。このファイ

  • 「芸術哲学」は存在したのか

    YOSHIDA Hiroshi 吉田寛『デジタルゲーム研究』発売中 @H_YOSHIDA_1973 このサイト http://t.co/g40cvq5I によると浅田さんの現在の肩書きは「同大[京都造形芸術大学]で芸術哲学を講ずる」なのか…。これは人がそう名乗ってるのかな。芸術哲学…。 YOSHIDA Hiroshi 吉田寛『デジタルゲーム研究』発売中 @H_YOSHIDA_1973 いわゆる「現代思想」と「芸術哲学」が相性が良い(親和性が高い)、あるいは少なくともそのように見える(浅田さんの例のように)のは「思想」の側にとっても「芸術」の側にとっても罠である、というのが私の卒論(ケージ論)の動機でしたよ。そのときから私はいわば保守反動だったわけです。

    「芸術哲学」は存在したのか
    De_Lorean
    De_Lorean 2015/03/31
    Philosophy of art
  • Abell, Bantinaki編『描写の哲学的視座』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    Philosophical Perspectives on Depiction (Mind Association Occasional) 描写depictionの哲学についてのアンソロジー。とりあえずイントロダクションだけ。 1. 描写のプロジェクト 1.1 アプローチの用語法 1.2 さらなる制限ー適切さの基準standard of correctness 1.3 適切さの基準の認識的含意 1.4 適切さの基準の美的含意 2. 図像の経験 2.1 内に見ることseeing-inの質 2.2 内に見ることの射程 2.3 屈折inflectionとミメーシスのパズル 3. 図像知覚ー哲学的含意 3.1 図像知覚のメカニズム 3.2 図像知覚の内容 3.3 図像知覚の機能 結論 描写depictionの問題は、図像一般に関わる問題であり、描写の哲学を美学の下位分野にするのは、言語哲学を文学

    Abell, Bantinaki編『描写の哲学的視座』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
    De_Lorean
    De_Lorean 2015/03/30
    "図像を見る体験はしばしば二層であると言われる。例えば、しばしばわれわれはある絵が鳥の絵であることを経験すると同時に、それが絵の具であることも経験している"
  • Lopes『図像を理解する』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    Understanding Pictures (Oxford Philosophical Monographs) 作者: Dominic Lopes出版社/メーカー: Oxford University Press, USA発売日: 2004/07/29メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見るLopes, Understanding Pictures 少し読んだものをまとめようと思ったのでひさしぶりに。 depiction(描写)と呼ばれる哲学的テーマがある。なぜ、あるいはいかにして絵は外部の対象を描写することができるのかを問う分野だ。伝統的には美学の一分野で主として芸術絵画を扱うが、このLopesや最近の人(Kulvickiなど)は、絵画、教科書の図、写真、地図、グラフなど広義のpicture(図像)/image(画像)を対象とし、広い意味での図像の哲学と呼ぶべき

    Lopes『図像を理解する』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • 月刊「概念分析」:2013年02月

    ひさびさ。今月のお題は「分析美学、分析、分析哲学ってなに?」です。 ▼話題沸騰中の分析美学dis論文はこちら! ・利光功(1994)「美学はわびしいか : 分析美学の射程と限界」 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003714096 続きを読む

    月刊「概念分析」:2013年02月
  • 『分析美学基本論文集(仮)』目次 - 昆虫亀

    現在、分析美学の基礎論文集の翻訳が作業中なのですが、どんな論文が入るのか知りたいという要望がありましたので、目次を公開しておきます。 「アート」の定義 Danto, Arthur. "The artworld." The journal of philosophy (1964): 571-584. Dickie, George. "What is Art? An Institutional Analysis." in Art and the Aesthetic. An Institutional Analysis, Cornell University Press, (1974): 19-52. 美的価値 Sibley, Frank. "Aesthetic concepts." The philosophical review (1959): 421-450. Margolis, Jose

    『分析美学基本論文集(仮)』目次 - 昆虫亀
    De_Lorean
    De_Lorean 2015/03/30
    "とりわけ分析哲学という分野は、議論の応酬をより洗練されたものにしようとする(…)作業に、重要な学術的意義を認めている"
  • 『分析美学入門』解説エントリ2、分析美学とは何か、その二 - 昆虫亀

    『分析美学入門』解説記事、その2です。 今回は前回の続きとして、分析美学の60年代以降の発展をざっと(ほんとにざっと)書いていこうと思います。 60年代以降、分析美学は様々なトピックで議論を発展させていきますが、なかでも大きな発展をみせたのは、「芸術の定義」についての議論でした。これは64年のダントーの論文「アートワールド」が、ひとつの契機として挙げられます。(そこに至るまでの細かい流れもあるのですが、そのへんは『分析美学入門』の第五章を読むべし。) 私の見るところ、この芸術の定義の議論が発展したひとつの重要な要素は、芸術の価値についての議論と「芸術」というカテゴリーについての議論をちゃんと分ける、という姿勢が美学者たちの間でしっかり共有されたことだと思います。ダントーやディッキーは「価値が低い芸術作品も芸術ですよ」という考え方をしっかり保ちながら、芸術の定義を練り上げていきました*1 ま

    『分析美学入門』解説エントリ2、分析美学とは何か、その二 - 昆虫亀
  • 『分析美学入門』解説エントリ1、分析美学とは何か、その一 - 昆虫亀

    『分析美学入門』解説エントリです。 今日から気分が乗ったら、ちょこちょこと書いていくことにします。 まずは「分析美学」という言葉について、解説しておこうと思います。 訳者あとがきにはつぎのように書きました。 原書のタイトルは直訳すれば「美学と芸術哲学」であるが、日では英語圏の美学を指す言葉として「分析美学」という言い方がよく用いられているので、訳書のタイトルも『分析美学入門』とした。まずはこの呼称について、いくつか述べておこう。 書であつかわれているのは、厳密にいえば、「分析哲学の伝統を受け継ぎつつ主に英語圏で行われている美学」である。タイトルに「分析美学」という語を用いたものの、じつは最近ではanalytical aestheticsという語はあまり用いられなくなってきている。これには理由がいくつかある。ひとつには、「分析的哲学」「大陸系哲学」という区分けが近年見直されつつある、と

    『分析美学入門』解説エントリ1、分析美学とは何か、その一 - 昆虫亀
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