あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。 さて、年明けとともに話題となっている「電力自由化」の話。セット割で安くなる、とかポイントがつくようになるなど、電力会社を変えることでお得なプランが選べるように宣伝されているが、そうでもないケースがあるという話。むしろ電力自由化以降、一部の割安なプランに申し込めなくなるので注意が必要だ。 電力自由化以前 電力自由化以前 (つまり 2016年3月31日まで) では、地域の電力会社(東京電力、関西電力など)が用意する以下のメニューから選択することができた。 従量電灯 (地域や容量により "従量電灯A/B/C" の名前がついている。いつ使っても同じ料金。) 夜間割引契約 (夜間の 8 〜 12 時間程度割安な代わりに、それ以外の時間が割高になるプラン) ピークシフト契約 (夜間に加え、夏の昼間も割高になるプラン) 深夜割引契約 (