“スポーツによる社会貢献”という事例に触れることが多くなってきた。これがそれほど珍しくなくなってきたのは、幸いなことだと思う。ただ、ともすれば貢献する、誰かを幸せにするといった一方通行になりがちであるのも事実。しかし、それを教育に取り入れ、学生の成長を実現することによって相互に恩恵を受けている事例がある。高齢化の進む団地に学生の寮を設置した、神奈川大学サッカー部のケースだ。学生と地域の高齢者が出会うことによってどんな化学変化が起きたのか、ご紹介しよう。 横浜市緑区にある竹山団地は1971年に完成し、最も住民が多かった時には1万人以上が暮らしていたというが、現在では6,500人ほどに減少。しかも65歳以上の住民が占める割合“高齢化率”は約45%と高く、解消すべき課題となっていた。そんな団地の一部を2020年にサッカー部の寮として利用し始めたのが神奈川大学サッカー部。学生が自治会と連携して花火
![高齢化団地にサッカー部の寮を設置。様々な地域活性化アイデアが生まれる神奈川大学サッカー部の取り組み - スポーツナビ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/97878e8f7fe6fe7aef7006d33b25356750621010/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsports-pctr.c.yimg.jp%2Fdk%2Fiwiz-sports%2Ftext%2Fimages%2F2023%2F0106%2F202301060052-spnaviow_2023010601143_view.jpg)